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コスパ抜群の大本命 秋まで履ける"スポサン"を狙え

大人に似合う逸品サンダルを探して3

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NIKKEI STYLE

夏本番を迎え、休日のコーディネートがよりラフになってきた。短パンを着用する機会が増え、それに伴い足元にサンダルを合わせるという人も多いだろう。そこで3回にわたり、今夏の注目サンダルを紹介する。第1回「大人の街履きサンダル、完売続出のグルカとは?」第2回「浴衣にもジャケットにも合う和サンダルが人気上昇中」に続き、今回は今年の大本命のスポーツサンダルをピックアップした。

かかと部分にストラップが付いているから歩きやすい

1984年、グランドキャニオンのひとりのリバーガイドが、世界で初めてストラップ付きのサンダルを開発した。これがのちのサンダルブランド、「テバ(Teva)」としてスタートする。水辺で安全かつアクティブに動くために、足首を固定するストラップをビーチサンダルに取り付けたこのサンダルが、スポーツサンダルの起源だといわれている。

以降、多くのアウトドア系ブランドから同様のモデルが続々リリースされる。かかと部分にストラップが付いているため、従来のスライド式のサンダルよりもフィット感が高く、足場の悪いフィールドでも歩きやすいことからアウトドア用のサンダルとして世界中に広まった。

この波はやがてファッションシーンにまで及ぶ。首都圏を中心に展開するスポーツセレクトショップ、オッシュマンズの販売部・角田浩紀氏は、「ブーム初期の90年代初頭はアウトドア系サンダルと呼ばれていたものが、昨年の90年代リバイバルから"スポーツサンダル"としてファッショントレンドになっていった」と話す。

鼻緒がないオープン構造のため、ソックスを着用したまま履けることも人気の要因。ソックスと合わせたファッションが楽しめると同時に、夏だけでなく春や秋にも履けるため汎用性が高い。こうした理由から、ファッションアイテムとしても注目されるようになった。

「従来はアウトドアスタイルを好む層を中心に支持されていましたが、昨今の(日常のファッションにスポーツテイストを取り入れる)スポーツミックスのトレンドなどもあり、幅広い層から支持されるようになりました」(角田氏)

そして2015年から高まっていたスポサン熱は、16年一気に爆発。オッシュマンズでは14年から15年で売り上げが飛躍的に伸びたが、16年はさらにそれを上回る動きを見せているという。

今回は、そんな大ブレイク中のスポーツサンダルの注目作を紹介しよう。いずれもアウトドアブランドが手がけたサンダルだけあって、さまざまなフィールドに対応できる作りと履き心地のよさが魅力だ。

今までにない新感覚シューズとして大ヒット

キーンは2003年創業の米アウトドアフットウエアブランド。つま先を保護するトゥ・プロテクションを搭載したサンダルを、世界に先駆けて開発したことでも知られている。

そんなキーンのラインアップ中でも、これまでにない形状のハイブリッドシューズとして大ブレイクしているのが「ユニーク」だ。見た目にも特異なアッパーは、伸縮性のある2本のナイロンコードを立体的に組み合わせたもので、さまざまな足の形に合うように設計されている。また、足の動きに合わせてアッパー自体が変形するため、驚くほど足にフィットする。

さらに、かかと部分にストラップが付いているため、歩行時に足から離れることもない。優れたフィッティングと通気性を兼ね備えた、今までにない新感覚のシューズなのだ。

約3年半の試行錯誤の末に2015年に登場したユニークは、この夏、アウトドアの枠を超えてファッションアイテムとしての広がりを見せる。ファッション感度が高いセレクトショップでの取り扱いが新しくスタートし、ママ雑誌などへのメディア露出も増やしたことで新規顧客を獲得。こうした取り組みにより、15年は日本で3万足の販売だったユニークは、今年だけで10万足も売れているという。

「既存顧客に少なかったティーン層や、20~30代半ばくらいの男女の支持が大きいです。直営店でも、今まで少なかった若年層のファッション好きな感度の高いお客様の来店が増えました。ユニークの発売を機に女性ユーザーも増えた印象です」(キーンジャパン 広報)

ファッション業界から絶大な支持を得るブランド

今季注目を集めるスポーツサンダルの中でも、ファッションシーンを席巻しているのがチャコのサンダル。人気セレクトショップから数多く別注モデルが発売され、ファッションアイテムとして絶大な支持を得ている。

チャコは1988年に米国で設立。当時リバーガイドをしていた元靴職人のデザイナーが、機能を求めてサンダルを自作したのがきっかけでスタートした。現在は足を専門とする整形外科医の協力を得て、人間工学的な側面からも快適なデザインを追求している。

そんなチャコを代表するモデルが、かかとにストラップが付き、つま先がオープンデザインの「Z/1」。ナイロンよりも速乾性が高いポリエステル製のストラップを採用し、足をしっかりホールドする構造になっている。また、あらゆる地形に対応できる分厚いソールを搭載し、適度な柔軟性を持つフットベッドと相まって、長時間歩いても疲れにくいのが特徴だ。

オッシュマンズ別注モデルは、ストラップをヘリンボーン織りにしてリフレクターステッチを施してある。さらに、ソールにはグレーの迷彩パターンを採用。現在のファッショントレンドであるミリタリーテイストを表現しながら、土っぽくならない都会的なサンダルに仕上げている。

「ストラップサンダルは黒系が多いなか、淡いトーンなので色・柄のソックスとの相性がよく、4月度はほかのスポーツサンダルよりいい動きを見せていました。そこからいったん落ち着いたものの、6月中旬に気温が上がってきてから、昨年比較でも上回る動向で推移しています」(オッシュマンズ販売部・角田氏)

売り上げも好調だというチャコのサンダル。オッシュマンズ別注は淡いカラートーンでソックスとのコーディネートも楽しめるので、夏だけでなく秋まで大活躍するはずだ。

はだし感覚の軽量&リーズナブルな人気モデル

全国に100店舗以上を展開する総合アウトドア企業、モンベルのサンダルも見逃せない。

モンベル初のスポーツサンダルである「スリップオンサンダル」が登場したのは1998年。海岸や河原でも砂や泥を跳ね上げず、かかとが浮かないように足の甲をしっかりとホールドした独自デザインが特徴だった。その後、ソックスを履いたままでも使えるモデルとして「ソックオンサンダル」をリリース。そのソックオンサンダルのデザインに、かかとを固定するバックストラップを採用したのが、この「ロックオンサンダル」だ。

ほかのスポーツサンダルと比べて、片足約200gと圧倒的に軽いところが大きな魅力。ファブリックを使用した丸型ストラップは肌当たりが優しく、フィット感も抜群なため、はだしで歩いているかのような軽い履き心地を味わえる。また、グリップ力と耐久性の高いアウトソールを搭載しているので、普段使いはもちろんアウトドアシーンでも活躍する。

高機能なアウトドアサンダルであるにもかかわらず、手を出しやすい価格設定なのもうれしい。ロックオンサンダルは、今回紹介したコンフォートモデルのほか、クッション性が高く柔らかなソールのレギュラーモデル(3900円)もラインアップしている。

「メディアで取り上げられた2014年は早々に完売してしまい、購入できない方が続出。翌15年はトータルで約2倍の売り上げとなりました。今年も引き続き定番シリーズとして人気が高く、特に6月から7月に入って売り上げを伸ばしています」(モンベル 広報部)

信頼性の高いアウトドアブランドのサンダルを選ぶ

以上、注目のスポーツサンダル3足を紹介した。いずれも高品質で知られるアウトドアブランドが手がけているだけあって、履き心地のよさ、歩きやすさには目を見張るものがある。かかと部分にストラップが付いているためフィット感が抜群なのだ。

オープン構造でソックスを合わせられるので、アウトドアシーンだけでなくタウンユースとしてもおしゃれに履けて、夏に限らずロングシーズン対応。今から買っても、まだまだ履き続けられるのはうれしい。機能性も汎用性も高く、コストパフォーマンスに優れるスポーツサンダルは、サンダルの人気が高い今年の中でも、大本命なのだ。

特集 大人に似合う逸品サンダルを探して


 前編 大人の街履きサンダル、完売続出のグルカとは?
 中編 浴衣にもジャケットにも合う和サンダルが人気上昇中
 後編 コスパ抜群の大本命 秋まで履ける"スポサン"を狙え

(ライター 津田昌宏)

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