五輪直前、商戦ピーク サッカーなどレプリカ商品人気

リオ五輪日本選手団の公式ウエアなどを販売する特設コーナー(スーパースポーツゼビオ オリナス錦糸町店)
リオ五輪日本選手団の公式ウエアなどを販売する特設コーナー(スーパースポーツゼビオ オリナス錦糸町店)

8月5日に開幕するリオ五輪を前に、スポーツ用品店などは五輪商戦に力を入れている。選手団の公式ウエアや人気種目のレプリカユニホーム、注目選手のTシャツなどを集めた売り場を設置し、出足も好調。4年に1度の祭典で国内のスポーツ熱が高まることを見込み、売り上げでも「金メダル」級を目指す。

スーパースポーツゼビオオリナス錦糸町店(東京・墨田)はオリンピック特設コーナーを設置。選手団の公式ウエア(上税込み34560円、下同13500円)やリュック(同11880円)などを販売している。

「売れ筋はTシャツ。家族連れや運動部の学生さんなど多くのお客が買っていく」という。「JAPAN」の文字と日の丸が描かれたシンプルなTシャツ(同4860円)など同グループでは応援グッズ計2300点を取り扱っている。

オリンピックの注目競技の一つがサッカーだ。アディダス製の公式ボール(同18360円)や日本代表のレプリカユニホームなども人気を集める。同店では税別3千円でユニホームの背中に名前を入れるサービスも展開。約20分で自分だけのオリジナルユニホームを作ることができる。

また、テレビ朝日の「絶対に負けられないプロジェクト」とコラボレーション。サテン生地製の「絶対に負けられないミサンガ」(同30円)を作製し、全国160店舗で販売している。

1964年の東京五輪に次ぐ多さの34選手を送り出す競泳も注目競技だ。競泳日本代表の活躍は一般用水着の売れ行きにも影響を与える。

アルペンが展開するスポーツデポ南砂町スナモ店(東京・江東)は約2千点の水着コーナーを展開。ケガを防止するため長袖長ズボンタイプの水着が人気で、サーファーが着用する素材と同じで軽量で薄く、動きやすいという。

事故を防ぐためのライフガードも素材が年々進化している。「肌触りがいいネオプレーン素材を使用している。有名ブランドの製品が特に人気だ」(高田弘治店長)

日本選手権の男子100メートルで初優勝し、リオへのキップを手にしたケンブリッジ飛鳥選手が所属するドーム(東京・江東)は、記念Tシャツ(税別5000円)を作製。都内のアンダーアーマー渋谷店や原宿店など4店舗の特設コーナーで販売している。

白と黒の2色展開で「チームケンブリッジ」と英字で印字。日本人初の9秒台の願いを込めて胸の部分に大きく「9」とプリントした。渋谷店では7月9日から80枚入荷したが、残り10枚と売れ行きは好調だという。

[日経MJ2016年7月25日付]