驚愕! 「餅つきみたいな」納豆の食べ方(福田彩乃)

福田さんの大好物が納豆。「大げさでなくほぼ欠かさず毎日食べています」
福田さんの大好物が納豆。「大げさでなくほぼ欠かさず毎日食べています」

モデルのローラさんや女優の長沢まさみさんなどのモノマネでブレークし、近年は女優としても活躍している福田彩乃さん。前回(「福田彩乃 大好きな車とシュレッダー、共通点は?」)は国内A級ライセンスを取得してレースに参戦するほどのクルマ好きならではの視点によるモノ選びを語っていただきました。今回は、「大げさでなくほぼ欠かさず毎日食べている」という大好きな納豆の、こだわり抜いた驚愕(きょうがく)の食べ方を教えてくれました。

納豆の混ぜ方は餅つきみたいに

納豆は混ぜ方も大切と福田さん。納豆をませ始めると
納豆がひとかたまりになっていく。これを餅つきのように容器に何度かたたきつけて一気にごはんの上に持っていく

納豆には大抵タレとカラシが付いていますが、私はタレだけを入れます。カラシを入れると、粘り気の部分でちょっと弱くなるような気がするので。辛い(つらい/からい)と弱くなるところは、なんか人間っぽいなって思ったり(笑)。味を変えたい時は、ごま油を入れます。香りが良いものを入れると、不思議と豆も喜んでいるみたいに見えるんですよね。

混ぜ方も大事です。私の場合は、たたきつけながら混ぜます。そうすると強い粘り気が生まれる気がする。その時、混ぜている時の音に気をつけます。ぺったんぺったんって、まるでお餅つきみたいな音が規則正しく続くように混ぜるのがポイントですね。前回も言いましたが、私って「音」にこだわるんですよ(笑)。

冷凍庫でいい感じに冷えた納豆を餅つきみたいにして大胆に混ぜると次第に納豆が調子に乗ってくる(笑)。どんどん粘度が増して、ついには一つの塊みたいになるんですよ。その頃合いをうまく見計らって、納豆と心を一つにして「いっせーのせ!」って感じで持ち上げます。タイミングが合えば、びっくりするくらいきれいに、パッケージをまるで洗ったみたいにツルツルの状態で取れるんです。それが私の中の理想形(笑)。

きれいにまとまった納豆を速やかに熱々のご飯の上にのせます。冷やした納豆とあったかいご飯のハーモニーは、もう格別です。温めたアップルパイの上にバニラアイスクリームをのせたような、そんな冷熱感の絶妙なおいしさを感じられます。至福の時ですね(笑)。

地方に仕事で行った時は、東京のコンビニやスーパーとは少しずつラインナップが違うのでその土地の商品を楽しんでいます。海外に行く際には持参します(笑)。以前、ブラジルに行った時は、現地の納豆が売っていたので、それを買って食べました。世田谷区池尻に納豆の専門店があるの、知っています? 数年前の誕生日プレゼントに、そのお店の納豆の詰め合わせを段ボールでいただいた時はすごくテンションが上がりました(笑)。

大好きな納豆。豆の表情で食べ方を変えます

納豆は、大げさじゃなく、生まれてから、ほぼ毎日食べていますね。好みとしては小粒タイプがいいなと思いますが、「この銘柄じゃなきゃ」みたいなものはないんです。

「納豆は開けてみなきゃわからない」というのが私の持論なんですよ(笑)。直前まで冷蔵庫で冷やされていたのか、常温で置かれていたのかなど、目の前にある納豆がどんな環境に置かれていたかが、開けてみると何となくわかる。発泡スチロールの上蓋を開けると透明なフィルムがあるじゃないですか。あのフィルム越しでも、豆の表情の違いはわかるつもりです(笑)。なので、パッケージを開けて豆の表情をよく見て「さあ、これをどう生かそうか」って考える。混ぜる回数も納豆によって微妙に変えたりして(笑)。

納豆が大好きな福田さんの持論は「納豆は開けてみなきゃわからない」

よりおいしく食べるための工夫として、私は食べる数分前に冷凍庫に入れて急速に冷やします。実はこの食べ方、間違いから生まれたものなんです。いつものように納豆を食べようとテーブルに出したら、その前に一つ出していて。一つ目を食べ終えるまで、もう一つを冷蔵庫に入れておくつもりが、間違えて冷凍庫に入れてしまったんです。それを数分後に取り出して食べてみたら「なにこれ!おいしい」(笑)。私的には「世紀の大発見」と思うくらいの出来事でした。

勝手な見解を言わせていただくと、麺類を湯がいた後に冷水や氷水で締めると美味しくなりますよね。納豆の豆も急速に冷やされることでキュッと身が引き締まる。各々が「よし、美味しくなろう」って自立するんじゃないかなって想像してます(笑)。

語り始めると納豆へのこだわりがとまらなくなる福田さん。「私的には世紀の大発見」という食べ方も熱く披露

小学生から変わらない「流行と関係なく、好きだから買う」

もしかしたら、こういう納豆の食べ方も、モノの選び方に通じるものがあるかもしれない。みんながやってるからこう食べる、ではなく、自分がおいしいと思う食べ方をする。ものを買う時もはやっているからとか、みんなが持ってるからという理由でモノは買いません。衝動的に買うとしても、「好きだから買う」。これはずっと一貫していますし、この先も変わらないでしょうね。小学生の頃も、友達が柄物やかわいらしいキャラクターの服を選んでいたのに、私は無印良品の服が大好きで、そればかり着ていた(笑)。

ただ、今年で28歳になるので、むやみに衝動買いをするのではなく10年、20年と長く使える、愛用できるモノ選びをしたいなと思うようになりました。この先、もし結婚して子どもが出来たら、そうやって大事に選んで使い続けてきたものを、一つでも次の世代に引き継げたら素敵ですよね。そういう「大事なモノ」に出会えるといいのですが、この調子ではまだ難しそうです(笑)。

モノマネ、バラエティー番組への出演だけでなく最近は芝居にも挑戦している
福田彩乃
ふくだ・あやの 1988年9月18日生まれ。愛知県豊田市出身。高校卒業後に地元企業に勤務していたが、たまたま「アミューズ全国オーディション2009『THE PUSH!マン ~あなたの周りのイケてる子募集~』」を目にして応募。3万人以上の中からバラエティー部門で受賞し、デビューのきっかけをつかむ。モデルのローラさんや女優の吉高由里子さんなどのモノマネでブレーク。バラエティーだけでなくお芝居にも挑戦しており、朝ドラ「まれ」では主人公の後輩役、植田弥生を好演。現在は、「BSコンシェルジュ」(NHK総合)「おとなの基礎英語」(Eテレ)「福田彩乃のハツモノ」(東海テレビ)などのレギュラー番組で活躍中。9月には東京と名古屋で「第2回単独ライブ-まねざんまい-」を開催する。

(文 橘川有子/写真 吉村永)

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