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スマホ代が年間約7万円から52分の1の1300円に!? ある会社員の格安SIM奮戦記(後)

2016/7/21

筆者が買ったFREETELのSIM(右)。問題なかったので母親用にも買った(左)
前回の「ここまで無駄なスマホ代を払っていたのかに愕然」は、当マネー研究所の編集長が格安SIMへの切り替えについてあれこれ調べている間にiPhoneが壊れてしまい、本体交換によって結果としてSIMフリー端末を手に入れたところまででした。

こうなるともう格安SIMへの切り替えを阻むものはない。下に関連記事で紹介したMONO TRENDYの何本かの格安SIMの記事を参考に、「データ通信量の少ない私にはFREETELが良さそうだ」と目星を付けた。「安いし、2年縛りもないから問題があればすぐ解約できる」というのもポイントだった。格安SIMにはデータ通信のみ、データ通信+SMS(ショートメッセージサービス)、音声通話付きの3種類があって、この順に高くなる。私は通話はしないので一番安い「データ通信プラン」でよく、この中に同料金で「FREETEL SIM for iPhone」というのがあったのでこちらにした。これだとアプリのアップデートでApp Storeにつないだ時の料金がゼロになるようだ。

FREETELにも「何GBまでいくら」の定額制はあるが、売りは「使っただけいくら」の従量制であり、1GB未満だと499円とかなり安い。私が選んだのも従量制だ(使っただけ安心プラン)。しかも1GBまでは支払いがゼロになるという「半年間0円プラン」のキャンペーンが始まるのを待って申し込んだため、今月のデータ通信量が1GB未満なら約6000円だった通信費がいきなりゼロになる計算だ。

切り替えて32日目のデータ通信量は650MB。この間ちょっとケチったものの、やはり1GBも使っていない

さて、実際はどうだったか。切り替えてから今日まで、31日間のデータ通信量は632MB。1GB未満なので6月の支払いはゼロ円になる。今後もしその上の1~3GBの範囲に入っても料金は900円。それも半年間は割引があるので401円になる。要するに、月5688円のまま払い続けていたら年間で6万8256円かかっていたところ、多めに3GBで見積もっても支払いは年に8430円(401円×6カ月+900円×6カ月、税込み)で済みそうなのだ。通信費がいきなり8分の1になり、年間では5万9826円の節約になる計算だ。

しかも折よく7月から「ネット基本料を2年間無料にするキャンペーン」が始まり、面白いことにこれは新規のみならず既存ユーザーも応募できる。これを併用すると1GB未満の場合は料金が月200円になる。そこで1年間、毎月のデータ通信量が1GB未満だったらという最も虫のいい試算をしてみると、0円×6カ月+200円×6カ月の税込み表示で、年1296円という驚異的な数字が出た。通信費が52分の1以下になり、年間6万6960円の節約に! まあ実際はつい使い過ぎたりしてここまで安くはならないだろうが、節約効果が大きいことは十分にわかった。こりゃFPさんたちが勧めるわけだ。

なおFREETELはSIMカード自体の購入に3000円かかる。電話番号を変えたくない人は、今のキャリアでMNP転出サービスを申し込み、2000~5000円の手数料を払って手続きすれば今の番号も引き継げる。また、多くの人が気にする「2年以内に前のキャリアを解約すると結構な解約手数料が発生する」という悩みだが、これは実は私にもあった。2年縛りが解ける日まで後4カ月ほど残っていたからだ。だが解約手数料は実際に払ってみたら税込み1万260円で、目玉が飛び出すほどでもない。毎月6000円の支払いが500円前後になるのなら、2カ月でお釣りが来る。iPhone本体は分割払いせず一括で買っていたこともあり、思い切って踏み切った。

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