マネー研究所

人生を変えるマネーハック

便利なコンビニ、無駄な買い物してません? コンビニをマネーハック(1)

2016/7/4

今月のマネーハック、お題は「コンビニ」としてみます。コンビニエンスストアは市街地でも郊外でも日本中で見かける施設のひとつです。

市街地では100メートルも離れていない距離に競合店が何店もひしめいていますし、郊外をドライブしていると、コンビニが便利な休息スポットになっています。

日本人なら誰でも利用するコンビニですが、これをどう活用するかはあなたの家計にも大きな影響を及ぼす大問題かもしれません。

■コンビニは「誘惑のたまり場」

私たちの日常生活とコンビニエンスストアは切っても切れない関係にありますが、コンビニは消費として考えると「誘惑のたまり場」といってもいいでしょう。

新商品は目白押しで次々入れ替わっていきます。定番中の定番商品を除けば、数週間で消えていくものもあるほどで、お店に行くたび新しい商品に出合うことができます。新作のお菓子はとても魅力的です。

多くの店舗が24時間営業をしており、仕事帰りの夜中にコンビニで熱々のおでんを買って自宅でほっとする経験は誰にもあることでしょう。

しかし、コンビニの誘惑は「割高な誘惑」である可能性が高く、マネーハック的には少し立ち止まって考えてみる必要があります。

■レジに行く前にちょっと立ち止まって1品減らす

コンビニマネーハックの最初のヒントは「レジに行く前に立ち止まってみる」です。

疲れているときなど、いろんな誘惑に手を引かれるようにあれもこれもとカゴに入れてしまいます。職場で午後3時くらいにちょっとおやつを買いに出たときや終電帰りの深夜、いろいろ買ってしまったという経験は誰でもあることでしょう。

ダイエットをするとき「まずは1品減らしてみる」というやり方があります。いつもの食事より少し量を減らしてみるところからカロリーダウンを目指してみようというわけです。コンビニのお会計のときも同じことを考えてみましょう。

レジに並ぶ前に、手にもった品をじっと眺めてみます。食材を3~4品手にとったのなら、1品は削っても大丈夫ではないでしょうか。

もしそうなら、1品をそっと棚に戻しもう一度レジに並び直すのです。

■「もう1品」は年間7万3000円のムダづかい?

誘惑にかられて買ってしまう無用な品を減らすことは、節約の面でも大きな意味をもちます。毎日2回はコンビニに寄る人が100円の品を1つ棚に戻してお会計をしたとしたら、年間7万3000円もムダづかいがセーブされたということです。けっこう大きいですよね。

仮に必要な買い物であったとしても、スーパーマーケットやネット通販に比べればコンビニは割高な商品が少なくありません。スーパーに行けば50円安く買えるものをコンビニで毎日2回買っていたら、それは年間3万6500円の余計な出費ということになります。同じモノを安いところで計画的に買うだけでも年間では大きな差になるわけです。

まずはコンビニでなんとなく買い物をしてレジに行く習慣を改めることからスタートしてみてはどうでしょうか。

マネーハックとは ハックは「術」の意味で、「マネー」と「ライフハック」を合わせた造語。ライフハックはITスキルを使って仕事を効率よくこなすちょっとしたコツを指し、2004年に米国のテクニカルライターが考案した言葉とされる。マネーハックはライフハックの手法を、マネーの世界に応用して人生を豊かにしようというノウハウや知恵のこと。
山崎俊輔(やまさき・しゅんすけ) 1972年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。AFP、消費生活アドバイザー。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。所属は日本年金学会、東京スリバチ学会。近著に『お金が「貯まる人」と「なくなる人」の習慣』(明日香出版社)『誰でもできる 確定拠出年金投資術』(ポプラ新書)などがある。趣味はマンガ読みとまちあるき(看板建築マニアでもある)。Twitterアカウントは@yam_syun。ホームページはhttp://financialwisdom.jp

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