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注目雑貨が大集合 折り畳み式「秘密基地」に注目

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NIKKEI STYLE

日経トレンディネット

2016年6月1~3日、東京ビッグサイトで、新しいライフスタイルを提案する生活周りのさまざまなものを集めた国際見本市「インテリア ライフスタイル2016」が開催された。現在、モノ系の展示会としては、最も買いたいもの、興味を引くものの展示が多い。今回は、現在と未来のライフスタイルを予測するような面白い製品を集めた。

驚くほど本格派の"折り畳み"モノ

いろいろと工夫のあるインテリアが多く展示されている中で一番目を引いたのが、ロッキングチェアやハンモックなどを直輸入販売している「なわぞう」のブースに展示されていた「プライバシー・ポップ」(3万500円、税抜き、以下同)だ。

これは、ベッドの上にかぶせると小さな個室のような空間が作れるという、簡易テントのようなもの。しかも、写真撮影時に使うレフ板のように折り畳め、平たい円盤のような状態になるので収納時にも邪魔にならない。プライベート空間が簡単に確保できるわけで、使い道は広い。まさに男の子の秘密基地願望を満たしてくれる製品だ。

同じくなわぞうのブースにあった「ノマド」という、折り畳んで収納できるロッキングチェアも面白かった。かなりコンパクトに畳めるのに、ロッキングチェアとしては本格的。フットレストまで付いていて座り心地も快適。さらにクッションを外すと夏場も蒸れないメッシュの背もたれになるという親切設計だ。

「CLAX」はドイツ生まれの折り畳み式カート。上下2段のキャスター付きカートが、ほぼワンタッチで簡単に平らになり、キャスター部分を着脱して中に差し込めば、平たく畳まれてしまう。耐荷重は上が10kg、下が25kg。折り畳みは女性でもラクラク(実際、デモはドイツ人の女性がやっていた)。このカートを作っているメーカー、SIMONEVERSは2015年から日本での販売も行っているが、この1年余りで、売り上げの25%は日本なのだそうだ。実売価格3万8000円前後。

生まれ変わった突っ張り棒、オブジェのような戸あたり

昔からある、いわゆる「突っ張り棒」を、新しい家具として生まれ変わらせたのが、「DRAW A LINE」という新しいブランド。長年突っ張り棒を作ってきた平安伸銅工業と、「おかえりロボット」「NuAns」など、数々のプロダクトデザインを手掛けるデザインユニットTENTが組んで作ったのは、突っ張り棒を中心に据え、そこにさまざまなユニットを組み合わせる提案。

ツヤ消しの黒で塗られた突っ張り棒を左右に渡した壁面に、フックで棚をつり下げたり、突っ張り棒を床と天井に設置して、そこに照明やサーキュレーターを設置するといった具合だ。

突っ張り棒の便利さを進化させた提案をしている。例えば、突っ張り棒の両端が円盤状になっているタイプは、この円盤を壁に当たるように壁面に設置すると、フックで下げた棚板が自動的に水平になる。照明のスイッチはマグネットになっていて、突っ張り棒に沿うようになっている。部屋に一本の線を引いてそこからの広がりを工夫できる、そういう空間の使い方が楽しめるわけだ。販売は2017年を予定している。

当たり前すぎて見過ごしていたモノをデザインでよみがえらせるという発想では、「Kuuki」の「TOATOA」が面白かった。展示されているものを見ても、すぐには何か分からなかったのだが、四角や丸のかわいいオブジェは、ドアを開けるとき、反対側にガンっと当たらないようにする「戸あたり」なのだ。楕円形の戸あたりの上部を外すとドアストッパーとして使えるタイプもあった。着せ替えが簡単にできるように設計されているのも良い。まだまだ生活の中にデザインが必要な場所は多いのだ。

また、同じkuukiのブースで見た「WALPOK」は、壁に小さなポケットのような棚を設置するという提案型製品。石膏ボードピンで固定するタイプなので、賃貸の部屋でも使える可能性があるのがうれしい。大げさなものではなく、ちょっとしたものしか入れられない小さなポケットなので、適当に小物を突っ込んでもゴチャゴチャしないし掃除もしやすいのがありがたい。

新しいアイデアの革製品やカバン

革製品では、薄さや変形するタイプの製品に面白いものが多かった。ルボアの「CORGA」は、革製の携帯用バッグのシリーズ。折り畳んでコンパクトに持ち歩けるという意味ではエコバッグに近いが、カバンの状態にした時のルックスが、きちんとデザインされた革カバンなのだ。肩掛けのトートバッグ風になる「L SHOPPER」(3万円)や、スクエアな形状が男性にも扱いやすい「L BAG」(2万5000円)や「L BAG SMALL」(2万円)など、革の厚さが0.5mmで軽く、柔らかい質感が魅力のカバンがそろう。底板の扱いがうまく、折り畳んだときの形がスマートで、何より適当に畳んでもキレイにコンパクトになる使い勝手がうれしい。

ロンド工房の「dunn」(uにウムラウトがつきます)は、国産の薄い革のプロダクトを展開するブランド。ブースには、財布や手帳に挟める薄い名刺入れ「Cardridge dunn」に続く新製品群が並んでいた。厚さ1mmの本体に世界の主要通貨が入るように作られた「dunn world wallet」(5800円)、チケットポーチのようなサイズにマチが付いて、筆記具とパスポートなどを一緒に入れて持ち歩ける「dunn passport & pen case」(6800円)、コインと一緒に2、3枚のカードも収納できる「dunn coin & card case」(4800円)、縦にも横にも下げられて、とても軽い「dunn id holder every-direction」(4900円)、1本の筆記具だけを最小限の革でガードする「dunn one pencover」(2000円)と、どれも、薄い革の特性を活かしたデザインになっている。革のエレガントさや耐久性が生かされているけれど、大げさにならなくてちょうど良い感じは、今後の革製品の新しいジャンルになっていくのではないだろうか。

容量を変えられるかばん

AMARIOは、このところ筆者が気になっているカバンのブランド。今回展示されていた、容量に応じてサイズを変えられる機能搭載のバックパック風メッセンジャーバッグ「tomel 13」(2万6000円)と、ベルトの長さを変えることでブリーフとトートの両方で使うことができる「tatam 13」(2万5000円)は、改めて詳しく紹介したいと考えている製品だ。テントファブリックと牛革を組み合わせて、軽快で丈夫なカバンに仕立てた上に、オンタイムもオフタイムにも使えるデザイン。それに、ベルトの長さが変えられる工夫や、容量をワンタッチで変えるアイデアを搭載している盛りだくさんな製品なのだ。製品名についている「13」は、13インチのノートパソコンに対応しているという意味。どちらも、デジタル機器と書類等の双方をしっかり守る構造になっている。

(文・写真 納富廉邦)

[日経トレンディネット 2016年6月13日付の記事を再構成]

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