孫氏を奮い立たせた「シンギュラリティー」って何だ?
ソフトバンクグループの孫正義社長は電撃表明した引退撤回の理由に「シンギュラリティ」をあげました。シンギュラリティとは「技術的特異点」の意味。人工知能(AI)などの機械が自らより優れた機械をつくり、さらにその機械がより優れた機械をつくるという、「機械が自動で進化するようになる瞬間」を指します。
シンギュラリティという言葉を普及させた著名な脳科学者であるレイ・カーツワイル氏は、2045年にそれが起きると予測します。
孫氏はシンギュラリティの到来を「人類史上最大のパラダイムシフトが起きている」と表現。その到来を前に「(経営への)妙な欲が出てきた」というのです。
米シリコンバレーにあるシンギュラリティ大学
実はその日に備え、世界屈指の人材が集まる教育機関が米国シリコンバレーにあります。それが「シンギュラリティ大学(SU)」です。一体そこでは何が行われているのか。
日本には数人しかいないというSUの教育プログラム修了者に「AIが無限増殖を始める未来」と、その時までに何をすべきかを聞いた「米シンギュラリティ大からの報告」をお読みください。
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