鈴木奈々 ハッピーを呼び込む買い物術
コーディネートのポイントになるダテメガネ
私が必ずバッグに入れているのが、オリバーピープルズで作ったダテメガネ。コーディネートのポイントになるのでぜったい手放せません。
たとえば、メイクが盛れてないときとか、Tシャツにデニムとかこれだけじゃちょっと寂しいなって服装のとき、このメガネを合わせるだけでおしゃれ度が一気に上がるんですよね。
友人がかけているのを見てひと目ぼれ
このメガネと出合ったのは3年前ぐらい。お友だちの中村アンさんがかけているのを見て、「かわいい!」って、ひと目ぼれしたのがきっかけです。
芸能人の方にもすごく人気のあるブランドで、誰かがかけていて「おしゃれなメガネだな」と思ったら、だいたいオリバーピープルズだったりして。「私もぜったい欲しい!」と、代官山のお店に行ってみたんです。
お店にはおしゃれなメガネがずらりと並んでいて、どれにしようかとめっちゃ悩みましたけど、いろんな種類を試着してこのタイプに決めました。このタイプが自分の顔にいちばん合ったというか、かけてみてすっごいしっくりきたんです。
メガネとかサングラスは、顔の輪郭によって合う合わないがすごくあるので、いろんな種類を試してみることが大事ですよね。
洋服の試着は、脱いだり着たりするのが面倒くさくて苦手なんですけど、メガネはただかけるだけなので、いろいろ試してみます。ついつい買い物が長くなって、旦那さんに叱られることもありますけど(笑)。
メガネ選びで気をつけていることは、デザイン性と使いやすさ。フレームだけでなくレンズにもこだわって、今流行のちょっと丸め。しかも光りにくいというスグレモノなんです。
やっと「芸能人ぽくなった」と言われるように
オリバーピープルズのメガネをかけるようになって、ちょっと姿勢がよくなった気がするんです。いつでも胸を張っていられるようになったというか。
ほんとうに気に入ったモノ、ほれ込んだモノを身につけることによって、自信が湧いてきたのかもしれません。友だちからも「キラキラしてるね」「やっと芸能人ぽくなってきたね」って言われるようになりました(笑)。
メガネがあまりにも気に入りすぎて、半年後にはサングラスも購入しました。ダテメガネも5つぐらいそろえて、その日のファッションに応じて変えています。
少し背伸びしても、長く使えるものを選びたい
私がモノを選ぶときのいちばんのポイントは、長く使えること。このメガネも10年、ううん、20年は使いつづけるつもりです。
お値段的には少し背伸びすることになっちゃったりもするけど、その分大切に使うので長持ちするし、元をとれます(笑)。
仕事をはじめる前は、わりとリーズナブルなものに目が行きがちだった私ですけど、自分で働いてお金を持つようになって変わりました。やっぱりちゃんとこだわりを持ってモノを選ばなきゃなって。
実を言うと私はおしゃれに疎いほうなんです。でも、これじゃいけないなって、つい最近、ずっと欲しかったネックレスも買ったんですよ。もうすぐ28歳になるし、そろそろいいかなって。旦那さんに見てもらいたくて、デートの前にゲットして身につけていったのに、気付いてくれませんでしたけど(笑)。
それでも、洋服とかアクセサリーとか、新しいモノをデートの前に買うと、幸運を呼び込んでくれるような気がします。自信を持ってデートにのぞめるから、なんとなく内側からキラキラするみたいで、「かわいくなったね」とか言ってもらえたりすることもあったりして。
小さなことだけど、それでワクワクするし、ハッピーにもなれるじゃないですか。
ハッピーといえば、薬指の指輪。プロポーズのときに旦那さんからもらったものなんですけど、これをつけていると仕事がうまくいくんですよ。愛のパワーが注入されていると思い込んでいます(笑)。
小物で自己主張をしたい
結婚してからは買い物も慎重になりました。マイホームも欲しいし。だからこそ長く使える良いものにこだわっています。
今欲しいのは麻の帽子かな。そろそろ夏がやってくるので、帽子のおしゃれも楽しみたい!
たぶん私って、洋服より小物へのこだわりが強いんですね。そこで自己主張をしたいというか、小物でかっこよく見せたい!って気持ちがあるんだと思います。
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結婚してモノ選びの基準が変わったという鈴木さん。後編では、大好きなご両親からもらった誕生日プレゼントをご紹介します。
1988年7月9日生まれ 茨城県出身。人一倍の元気さと不器用ながらも何事にも全力でぶつかる姿勢が、世代を超えて元気キャラとして公認され、さまざまなTVCMや出身地である茨城県の広報活動など各メディアにて元気さを届け続けている。東京MX「淳と隆の週刊リテラシー」レギュラー出演中。
(ライター 葉月けめこ、写真 勝山弘一)
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