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無料対話アプリを手がけるLINE(東京・渋谷)が10日、東京証券取引所から株式上場の承認を受けました。米国との同時上場で、時価総額は6000億円規模となる見通しです。実は、LINEの生みの親、森川亮・前LINE社長(現C Channel社長)は音楽の仕事を志しテレビ局に就職したものの、任された仕事はシステム開発でした。キャリアチェンジをめざして一念発起、働きながら経営学修士(MBA)を取得したことが、LINEの誕生へとつながりました。

LINEの生みの親、森川亮・前LINE社長(現C Channel社長)

LINEの生みの親、森川亮・前LINE社長(現C Channel社長)

「ビジネスは、これが正解というのがない世界ですが、正解のない中で自分の意見を述べ、議論を戦わせながら新しいことを学んでいく。それが最高に楽しく刺激的でした」とビジネススクールでの日々を振り返ります。(MBAなしには、「LINE」は存在しなかった)

テレビから電機、そしてオンラインゲームの世界へと活躍の場を移し、そこで出合ったのがLINEの原型となるコミュニケーションサービスでした。

 「LINE事業の成功は、タイミングよくスマートフォンの普及と重なったのが大きかったと思います。これはチャンスと思い、人的資源を思い切ってスマホにシフトしました」(森川氏が語る「LINE」誕生秘話」)

森川氏は2015年3月にLINE社長を退任、動画メディア運営の「C Channel(シーチャンネル)」(東京・渋谷)を設立、新たなビジネスに挑戦しています。このベースになっているのは、ビジネススクールの卒業論文。当時まかれた種子がそれぞれ花を咲かせ、実を結んでいるかのようです。

(上)MBAなしには、「LINE」は存在しなかった

(下)森川氏が語る「LINE」誕生秘話

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