MONO TRENDY

私のモノ語り

岡副麻希 日焼けして応援した母校のペンで気分上げる

2016/6/14

著名人が、お気に入りのモノについて語る「私のモノ語り」。今回は『めざましテレビ』のスポーツキャスターで、その褐色の肌でも話題のフリーアナウンサー・岡副麻希さんにお話を聞いています。前編(「岡副麻希 ボロボロになっては買い替えてきた三代目」)に続き、今回紹介してくれるのも、長く愛用しているモノたち。水泳が得意で、子どもの頃から日焼けを気にしなかったという彼女は、“黒すぎる美人キャスター”として有名になりましたが、そんな彼女が大切にしている「愛」にあふれたモノとは?

■母が作ってくれた手作りのバッグ&ポーチ

手芸が好きな母親が中学生の時に作ってくれた電子辞書ケース

子どもの頃から、手芸が好きな母が、ポーチやバッグ、ピアスなど、いろんなものを頻繁に作ってくれたんです。私がボロボロになるまで同じものを使い続けるので、それに気づくたびに新しいものを作ってくれる(笑)。今回持ってきたのは、その一部です。

四角いクッションケースは、中学の時に作ってもらいました。用途は電子辞書のケース。学校で「買うように」と言われて電子辞書を買ったんですけど、付属のプラスチックケースは衝撃に弱そうだったんです。それで母にお願いしました。「どんな柄がいい?」と聞かれて「カラフルにしてほしい」とお願いしたら、ものすごくカラフルなものができてきた(笑)。でも、この明るさが好きです。

女の子の顔が刺しゅうしてある2つのポーチは、高校時代に作ってもらったもの。当時は大きいカバンで通学していたので、中に小物を入れると、どこにあるのかわからなくなってしまったんです。そこでこのポーチを小物入れにして、見つけやすいようにしてました。ちなみにこの女の子のキャラクターは、お母さんが見た私らしいです(笑)。

こちらも母親お手製のポーチ。キャラクターは岡副さんだという

手作りしてもらえるとやっぱりうれしいし、大事に使いたいと思いますね。もちろん、どちらのポーチも今でも現役。化粧品や目薬などを入れて持ち歩いています。

■「母校愛」でテンションが上がるシャープペンシル

見るたびに「今日もがんばろう」と思うという母校のシャープペンシル

このシャープペンシルは高校のロゴ入りなんです。

好きなポイントは、グリップが指にフィットして書きやすいところ。でもそれ以上に、私は中学、高校と通った大阪桐蔭という母校が好きなんです。だからこれを見ると、母校を思い出して、「今日もがんばろう!」と思える。学生時代は、蛍光ペンなども全部、この大阪桐蔭グッズを使ってました。

中学で入った頃は、そこまで母校愛はなかったんですよ。ほぼ365日、休みなく授業があるので、むしろあまり好きじゃなかった。だけど毎日毎日学校に行ってると、だんだん愛校心が湧いてくるんですよね。

あと、大阪桐蔭は高校野球が強くて、甲子園の常連校なんです。そんな野球部を応援していたら、さらに母校愛が膨らんでいきました。

応援は、ほとんど授業の一環。授業を受けて、甲子園に行って、また学校で授業、みたいな。周りの女の子は日射病のようになってヘト~としてましたけど、私は楽しかったです。応援することが好きでしたし、当時から日焼けも気にしなかったので(笑)。

日焼けも気にせず、母校の甲子園の応援に駆けつけたという

●岡副麻希、私のものがたり●

日焼けは、子どもの頃からしてました。いつもキャミソールにショートパンツの小学生で、休み時間もずっと外で遊ぶタイプでしたから。運動会の練習のある夏は、特に真っ黒でした。

幼い頃の夢は、水泳選手。小学1年の時からクラブチームの選手として大会に出ていて、卒業文集には「オリンピック選手になりたい」と書いていました。

アナウンサーに興味を持ったのは、高校2年の時です。小林麻耶さんに憧れて、「テレビのお仕事をしたい」と思うように。

早稲田大学で放送研究会に入ろう思っていたんですが、入学した時、昔の水泳仲間に誘われて、やっぱり泳ぐことに。朝夕泳ぐので、いつも髪はぬれていて、ほぼノーメイク。夢見ていたオシャレな大学生活とはほど遠い生活でした(笑)。夏は区民プールで小学生に水泳を教えるアルバイトをしていたので、また真っ黒でした(笑)。

今のお仕事を始めたのは、大学4年の時。友人の紹介で、小林麻耶さんも所属している今の事務所(セント・フォース)に入ったことがきっかけでした。

最初のお仕事は、『めざましテレビアクア』のお天気担当。緊張してうまく声が出せず、カメラを見続けることもできなかったです。「お天気お姉さん」という癒やし系のイメージと、「自分」との距離が遠く感じて、悩んだこともありました。

自分なりに悩みを乗り越えた頃、担当することになったのがスポーツでした。聞いた時はうれしかったんですが、やってみると取材の難しさを感じました。選手がどんなにつらい思いをしてきたかがわかる分、どこまで聞いていいのか悩んでしまう。また、取材したお話を、どう視聴者に伝えたらいいのかも、すごく悩みます。

でも、選手ががんばっている姿を見ていると「自分もがんばろう!」と思えますし、ニュースを読むだけで、元気をもらえます。

オリンピック選手になりたい。私はその夢に挫折しましたが、だからこそ、夢を追うことができる人たちを応援したい。これからもたくさんのアスリートに取材して、選手とはまた違った形で、オリンピックに携わることができたらと思っています。

子どものころの夢は「オリンピック選手」だった岡副さん。今はキャスターとしてオリンピックに関わる事を夢見ている
岡副麻希(おかぞえ・まき)
1992年、大阪府出身。2014年、早稲田大学文化構想学部在学中に、フジテレビ朝の情報番組『めざましテレビアクア』にレギュラー出演。15年からは『めざましどようび』のお天気キャスターとして活躍し、16年より『めざましテレビ』のスポーツキャスターも兼任。特技は水泳、水球、ピアノ。12年には、足ひれを付けて泳ぐ「フィンスイミング」の日本選手権1500メートルの部で優勝したことも。

(文 泊貴洋、写真 中川真理子)

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