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退職見据えて副業 接客のスキル生かし月に10万円 熱血!週末起業家大集合(下)

日経マネー

2016/8/1

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将来の独立起業を目指し、本業の出勤前や週末を生かして独自の事業を展開する「熱血週末起業家」たち。その素顔を3回に分けて見ていく。最終回は、退職後の収入確保を見据えて「パーソナルトレーナー」の資格を取得、月に約10万円を稼ぐ51歳男性のケースを紹介する。

「家計の収入増はもちろんだが、自分自身が健康になったことが大きな成果」。現在、パーソナルトレーナーとして活躍するA・Tさん(仮名・51歳)。本業の退職時期を過ぎてもずっと収入源を確保するのを目標に、3年ほど前から週末起業を開始した。

本業は食品メーカーの営業職。「筋トレの経験はなし」と言うA・Tさんがこの職業を選んだのは、本業・副業共に「クライアントに心を込めて接するほど成果が出やすい」という共通点があると感じたからだ。「これまで培った接客のノウハウをうまく生かせている」(A・Tさん)。

所属する心身健康倶楽部。http://www.shinshinkenkou.com/

働く時間を自由に決められるのも好都合。トレーニングの日程はクライアントと相談しながら決めるため、本業に支障が出ない予定を組みやすい。健康に良い仕事で充実感も大きいため、疲れを感じることはほとんどないという。

認定トレーナーの資格取得に40万円かかったが、以降、必要経費は所属のスポーツジムに払う利用料のみだ。トレーニング1回60分当たり6000円の売上額に対して25%を支払う成功報酬方式なので、赤字の心配はない。現在、利用料支払い後の月収は約10万円。事業は順調に拡大中だ。将来独立の目標に向け、日々ファン作りに励む。

【A・Tさんが考えるファン作りの秘訣】

1 筋肉バカではダメ。正しい知識を習得
2 トレーナーも接客業の1つと心得る
3 クライアントの話をよく聞く

■記者もトレーニングを体験

日本ではまだなじみの薄い「パーソナルトレーニング」とは、どんなものなのか? 肩凝りに悩む記者が体験してみた。

[左:分析]体重に占める脂肪、筋肉の割合などを分析。1日の代謝量を推定し、もっと筋肉をつけて更なる代謝アップを目指すよう指導を受ける [右:筋トレ1]ランニングマシンなどで鍛えた後、肩甲骨を動かすことを意識して、背面や二の腕などの筋肉を強化
[左:筋トレ2]正しい呼吸をしながら脚の筋肉を使う運動。片足で押すのは想像以上にキツく、これだけでも脚が細くなりそうな予感…… [右:仕上げ]腕、背中、脚、胸の筋肉のトレーニングをした後、最後にストレッチ。1時間の筋トレで、かなり体が楽に♪

(ライター 福島由恵)

[日経マネー2016年7月号の記事を再構成]

日経マネー 2016年9月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 730円 (税込み)


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