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楽天とイオンの格安SIM 料金と店舗数でイオンが勝る

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日経トレンディネット

大手携帯電話会社よりも割安な通信料金でスマートフォン(スマホ)を利用できる「格安SIM」。格安SIMが普及し始めた頃はインターネットプロバイダーを中心とした通信業界からの参入が主だったが、近年は異業種からの参入が相次いでいる。

なかでも楽天の「楽天モバイル」とイオンリテールの「イオンモバイル」は、異業種からの参入ながら、格安SIMとして知名度の高いサービスを提供している。

楽天モバイルはシンプルな4種類のプラン構成ながら、5分間通話定額や独自のメールサービスなどのオプションが充実している。また、格安SIMとSIMフリー端末をセットにした「セットスマホ」の選択肢も豊富で、スマホ13機種の他にタブレット4機種、モバイルWi-Fiルーター1機種を取り扱う。

一方のイオンモバイルは、500MBから50GBまでデータ容量別に11種類のプランが用意されており、全国200カ所以上のイオン店頭で契約やサポートを受けられる。

オプションサービスとセットスマホの選択肢が充実した楽天モバイルと、データ容量の種類が豊富で全国に店舗網を構えるイオンモバイルは、どちらがいいのか。楽天モバイルとイオンモバイルの良し悪しや、お得な要素を比較していこう。

容量のシェアに対応するイオン

最初に、料金プランを確認しておこう。下の表は、楽天モバイルとイオンモバイルの料金プランをそれぞれまとめたものだ。

楽天モバイルは、高速通信のデータ容量別に月3.1GB・月5GB・月10GBの3種類のプランと、下り最大200kbpsの低速使い放題プランといった合計4種類の料金プランを提供している。

イオンモバイルでは月500MBや月1GBといった小容量のプランをはじめ、月10GB以上の大容量プランまで、合計11種類のデータ容量を用意する。比べると、プランの数はイオンモバイルのほうが多い。

イオンモバイルでは、1枚の音声通話SIMに最大2枚までSIMを追加できるシェア対応SIMが選べるのが特徴だ。シェア対応SIMの料金プランは月4GB以上の8種類で、音声通話SIMより200円ずつ高い。

一方の楽天モバイルは、通話定額オプションの「5分かけ放題オプション」(月額850円)が大きな特徴だ。通常の通話料は楽天モバイルもイオンモバイルと同じ30秒当たり20円だが、5分かけ放題オプションでは最初の5分間の通話料が無料になる。5分を超えた分の通話料も、半額の10円になるのが特徴だ。

なお、楽天モバイルもイオンモバイルも、使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越せる。通信速度を高速から低速に切り替えて、データ容量を節約する速度切り替え機能も利用可能だ。

料金プランはイオンが全般に安い

それでは、両者の料金プランを比較してみよう。下の表は、楽天モバイルとイオンモバイルの音声通話SIMにおける料金プランをデータ容量別に比較したものだ。括弧内にはデータ通信SIMの料金も記した。

格安SIMとしては標準的な価格帯の楽天モバイルに対して、データ容量の区切りが細かいイオンモバイルは全般的に安い。楽天モバイルのほうが安いのは、月8GB以上10GB未満の範囲だけだ(音声SIMの場合。データ通信SIMは、月2GB以上3.1GB未満の範囲も含む)。

イオンモバイルは格安SIMのユーザーに好まれる月3GBのプランを提供していないが、音声通話SIMの月4GBのプラン(月額1580円)は、楽天モバイルの月3.1GBのプラン(月額1600円)より約1GBほど多いのに、20円安くてお得だ。

また、月6GBのプラン(月額1980円)も、楽天モバイルの月5GBのプラン(月額2150円)より170円安い。

ただし、楽天モバイルでは通話定額オプションの「5分かけ放題オプション」(月額850円)がある。月3.1GBのプランに追加すると、月額料金は2450円。イオンモバイルの月4GBのプランより870円高くなるが、毎月合計49分以上電話をかける場合、通話料を含めたコストは楽天モバイルの方が安い。5分以内で終わる通話が多い人ほどお得となる計算だ。

まとめると、データ通信の利用が中心の人は、イオンモバイルの方がお得。電話をかけることが多い人は、楽天モバイルの5分かけ放題オプションを契約するのがお得だ。

通話定額とメールサービスは楽天のみ

次に、両者のオプションサービスを比較してみよう。下の表に、楽天モバイルとイオンモバイルの主なオプションをまとめた。価格は注記がない限り月額料金を示す。

楽天モバイルとイオンモバイルでは、「留守番電話」(いずれも月額300円)、データ通信SIMのSMS機能、データ容量の繰り越しといった基本的なオプションを用意する。だが、5分間の通話定額オプションと、オリジナルのメールサービスを提供するのは、楽天モバイルのみだ。

格安SIMとSIMフリースマホをセットにした「セットスマホ」が故障したときに割安な価格で交換できる補償オプションは、楽天モバイルとイオンモバイルの双方で提供されていて、いずれも回線の新規契約時に加入できる。

楽天モバイルの「端末補償」は月額500円で、機種により4000円から7000円の負担額で端末の交換が可能。イオンモバイルの「イオンスマホ安心保証」も交換時の負担額は4000円から7000円だが、月額料金も350円~450円と機種によって異なり、楽天モバイルより少し安い。1年間では600円~1800円と無視できない差となる。

まとめると、楽天モバイルとイオンモバイルは、どちらも基本的なオプションサービスを用意しているが、楽天モバイルは通話定額オプションと独自のメールサービスも提供している。格安スマホの補償オプションは、イオンモバイルのほうが若干安い。

全国200店舗に窓口があるイオン

最後に、イオンモバイルでは全国200店舗のイオン店頭で格安スマホの使い方を質問したり、各種手続きを行ったりできる点にも触れておきたい。店頭相談なら無料で利用できるので、スマホの初心者でも安心だ。電話をあまりかけず、困ったときのサポート体制を重視する人は、イオンモバイルを選ぶといいだろう。

(ライター 松村武宏)

[日経トレンディネット 2016年5月10日付の記事を再構成]

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