SIMフリースマホ 買う前に「バンド」を確認
大手量販店の店頭で販売されているSIMフリースマホ。1万円前後から5万円前後のものまで種類も豊富だ(図1)。メーン機として使うなら、税込み3万円前後の端末を選びたい。さらに大手キャリア並みの高性能な機種が欲しいなら税込み5万円前後を視野に入れよう(図2)。
これらの端末を格安SIMで使いたい場合は、対応する周波数帯域(バンド)に気を付けよう。大手キャリアごとに利用するバンドは異なっており、3社共通のLTEはバンド1の2.1GHzだけ[注1]。
バンドはSIMと端末、両方が対応していないと利用できないため、系列の違うSIMと端末だと対応バンドが合わず、速度が遅くなる可能性がある(図3)。
上記のLTEのバンドはもちろん、3Gのバンドにも注意。特にドコモの800MHz帯、バンド6と19に非対応だと、山間部などでつながりにくくなる(図4)。
(日経PC21 原如宏)
[日経PC21 2016年7月号の記事を再構成]
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