マネー研究所

七転び八起き

早期リタイアへ目標は1億円

2016/6/6

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はヤンさん(47) 週末は自宅沿線の電車で1駅ずつ下車し、日帰りで行ける「秘湯」をめぐるのが楽しみ。

■2006年

30代後半にさしかかった頃から今後の働き方ややりたいことを真剣に考えるようになった。税理士とファイナンシャルプランナー(FP)の資格は持っているが、もう一度きちんと勉強し直して会計や税務をもっと極めてみたい。50代半ばをめどにアーリーリタイアして大学に通おうと決意した。

ただ、理想の50代を迎えるためには資金が必要。1億円を目標に資産運用を始めることにした。まずは毎月分配型の外債投信や東証株価指数(TOPIX)などのインデックス型投信を買ってみた。

■~07年

国内外の株や債券に分散投資するファンドや豪ドルや米ドルの外貨建てMMF(マネー・マネジメント・ファンド)など、気になったものにはまず、少しずつ投資してみた。最初から大きく値上がりするものはほとんどないが、もともと気は長いほう。長期的に増えていけばよい。

■08年

ここまで順調にきていたのにリーマン・ショックで一気に目減りした。投資をやめようかと一瞬考えたが、冬の時代にも投資を続けることが大切なはず。毎月積み立てていたインデックス型投信も含めて、ひとまず持ち続けることにした。

■10年~

相場が落ち着いてきたのを見計らって、アクティブ型の投信などに新たに投資しはじめた。銀行窓口などで投信を勧められることもあったが、投資対象はやはり自分で探したい。信託報酬が安く、効率よく運用収益を上げられそうなファンドを選んでいくつか組み入れた。

■16年

安倍相場の追い風もあって運用資産の額は目標の5合目くらいまで増えた。超円高時代にもう少し外債投資を増やしておかなかったことだけは心残りだが、これまでのところはまずまずの運用成績だろう。理想の50代を目指して後半戦もコツコツやっていこうと思っている。

[日経ヴェリタス2016年5月29日付]

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL