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6月1日は2017年卒採用の選考解禁日。大手企業の内定が次々に決まりはじめるが、学生に限らず誰もが気になるのは「本当に働きやすい会社はどこなのか」だろう。人材サービス各社が社会人に聞いた人気企業ランキングの結果をみると、学生が選んだ会社とは大きく異なる。実社会で働くビジネスパーソンは、どんな視点で企業を評価しているのか。

トヨタ、グーグルの強さ

平均年収約1000万円のビジネスパーソンが勧める就職人気企業ランキング
順位企業名
1トヨタ自動車
2グーグル
3三菱商事
4伊藤忠商事
5日立製作所
6リクルートグループ
7三井物産
8ソフトバンクグループ
9楽天
10全日本空輸
出所:ビズリーチ

転職サイト運営のビズリーチ(東京・渋谷)がまとめた「平均年収 約1,000万円のビジネスパーソンが勧める、就職人気企業ランキング2016」は、同社の転職サイトに登録したビジネスパーソンに「就職活動中の大学生に勧めたい企業」を聞いたもの。調査対象となった771人の平均年収は980万円。転職を考える"エリートビジネスパーソン"が就活生に勧める就職先をみると、1位はトヨタ自動車、2位がグーグル、3位が三菱商事だった。

注目されるのはIT(情報技術)系企業の評価の高さだ。トップ10にはグーグルに加え、ソフトバンクグループと楽天の計3社がランクインした。

一方、就活生がえらんだ人気企業ランキングではどうか。就職サイト大手のマイナビ(東京・千代田)と日本経済新聞社の共同調査による文系・理系それぞれのランキングをみてみよう。文系の1位はJTB、2位は全日本空輸(ANA)、3位はエイチ・アイ・エスとなり、理系では4位にトヨタ自動車がランクインしたものの、1位は味の素、2位東日本旅客鉄道(JR東日本)、3位資生堂と顔ぶれは異なる。

ほかに、就職情報大手の学情による17年卒業予定者を対象にした調査結果では、1位が全日本空輸(AN A)、2位が日本航空、3位が伊藤忠商事となった。トップ10のなかに、ビズリーチのランキングで上位となったIT系3社は入っていない。

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