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女性向けスマホゲーム「戦国時代」 音楽も聞き逃すな

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NIKKEI STYLE

みなさん、はじめまして。トレンドコラムニストのダヨリンことヨダエリと申します。これから、ワタシが(勝手に)注目しているエンタメトピックを不定期連載で紹介させていただきます。「ニッチでもいいです!」と言われたので、遠慮なく横道を突っ走る所存です。よろしくお願いいたします。

さて第1回のテーマは……「女性向けスマホゲームの音楽」です!

●女性向けスマホゲームは戦国時代

今、女性向けスマホゲームがキています。特に、複数のイケメンたちが活躍するアイドルゲームが熱いです。うん知ってるよという方も多いと思うのですが、ワタシが今回語りたいのは、ゲームそのものではなく、その音楽についてです。なぜなら、そこについてガッツリ語った記事を見たことがないからです。そしてその魅力を知ってほしいからです。

しかし、いきなり本題に突入しても、そのゲーム自体よく知らないよという方を置いてけぼりにしてしまう可能性大。ということで、まずは今大流行中の女性向けスマホゲームとは一体どんなモノなのかを簡単に説明します。

ザックリ言うと、複数のイケメンキャラが登場し、主人公である自分は、ゲームをプレーしながら、彼らとの親密度を上げたり、キャラ同士の会話をウオッチしたり、推しキャラのカードを集めたりします。そういうゲームが2015年あたりから急増し、女性の間で大人気となっているのです。

それって乙女ゲームとは違うの?と思う方もいるでしょうが、微妙に違います。乙女ゲームはキャラとの恋愛がメーンですが、最近の女性向けスマホゲームにおいて、恋愛はあくまでも一要素にすぎません。ほかにも楽しめる要素がたくさんあるのです。

具体的なゲーム名を挙げると、叶姉妹が出演するCMも放送、このブームをけん引している『あんさんぶるスターズ!』に始まり、『夢色キャスト』、『ときめきレストラン☆☆☆』、『夢王国と眠れる100人の王子様』、『アイドリッシュセブン』、『アイ★チュウ』などなど。

さらにバンダイ、アミューズ、BEAMSなどがタッグを組んだ2.5次元アイドルのプロジェクト『ドリフェス!』も始動しており、5月25日にはスマホゲームの配信もスタート。女性向けスマホゲームは戦国時代に突入しているのです。

●音楽好きならゲームやアニメは無視できない

女性向けスマホゲームの音楽を語る前に、今、ゲームやアニメなど、いわゆる「オタク」フィールドから生まれる音楽は、現代のポップミュージックを語る上で無視できない存在であることを語りたいと思います。

ワタシがポップミュージックにのめりこんだのは小学5年生のころ。親の仕事の都合でドイツで暮らすようになり、80'sポップにドッパマリ。週末にはレコード店巡りをするのが一番の楽しみでした。テレビの音楽番組ではニューウエーブからプログレまでジャンルを問わず様々なポップミュージックが流れていたせいか、自然と雑食になりました。

なので、今もジャンルにはこだわりません。洋楽も邦楽も好きだし、どちらのライブにも行きます。2年前にたまたま深夜のBSで東方神起のライブ映像を見て衝撃を受けてからはK-POPも聴きます。

アニメの音楽は、人並みに幼少期から子供向けアニメ番組などで触れていました。が、「これはちゃんと聴かねば」と意識するようになったのは大人になってから。たぶん10年前の2006年、「ハレ晴レユカイ」に衝撃を受けたあたりからだと思います。テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディング曲ですね。

有無を言わさぬアッパーな空気感をはじめ、とにかく色々突き抜けてました。だってタイトルからして「ハレ晴レユカイ」ですよ? 教室でメーンキャラの男女5人が曲に合わせて踊る絵面(えづら)もインパクト大。Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)の「Baby One More Time」のPVやアメリカ映画「Fame(フェーム)」のように高校生の男女が教室で踊りまくる映像が好物の自分にはグッとくるものがありました。当時、あの曲の振りまねをするのがブームになり、その動画がYouTubeに山ほど投稿されたりもしましたね。今思えばニコ動の『踊ってみた』の走りかもしれません。

この10年の間で印象に残っている曲を挙げていくときりがないのですが、2009年のテレビアニメ『NEEDLESS』のエンディング曲「Aggressive zone」にも衝撃を受けました。今でこそ女性の声優が数人で歌うワチャワチャ系エレポップは珍しくないですが、ガールズトークを音で表現したかのような怒とうのたたみかけ感は、このジャンルでしか成し得ない表現だと感じました。

●女児向けアニメは名曲の宝庫

2008年、女児向けテレビアニメ『きらりん☆レボリューション』(以下、きらレボ)の「タンタンターン!」も当時ヘビロテした名曲です。泣きたいときも笑顔で頑張る少女漫画的スピリットをエバーグリーンに表現する前山田健一さんの才能に感嘆しました。今でもこの曲のPVを見ると泣けてきます。男目線の介在しない、神々しささえ感じさせるピュアなかわいさ。ちなみに歌はハロプロのMilky Way(久住小春・北原沙弥香・吉川友)。このころの久住小春の表現力は、ダンスといい歌といい、神がかっていると思います。

女児向けアニメといえば、女児向け筐体(きょうたい)ゲームとしても人気を博した『プリティーリズム』(以下、プリリズ)の音楽も必聴です。今、そのスピンオフ劇場版アニメ『キング・オブ・プリズム』(以下、キンプリ)が声援OK・サイリウムOK・コスプレOKの応援上映会とともに異常な盛り上がりを見せていますが(ワタシも上映初日に鑑賞!)、本家『プリリズ』も『キンプリ』同様、ハッピーで狂ってます(笑)。特にシリーズのうち「オーロラドリーム」と「レインボーライブ」は名作。クレージーなだけではない、大人が号泣する女児向けアニメです。「ウソだぁ」と思いますよね? ワタシも思いました。でも号泣しました。音楽が果たしている役割も大きいです。

『プリティーリズム・オーロラドリーム』のエンディング曲「We Will Win! -ココロのバトンでポ・ポンのポ~ン☆-」は、ワタシの好きなダンス&ボーカルグループ、東京女子流が歌っています。そして東京女子流のA&R(アーティスト・アンド・レパートリー、アーティストと楽曲の発掘など)を担当している佐竹義康さんは、以前は東方神起のA&Rやマネジメントを担当されていた方です(豆知識)。でもって東方神起の「Share The World」はテレビアニメ『ONE PIECE』の主題歌で、作曲は前述の「タンタンターン!」を手がけた前山田健一さんです。アニメやゲームは歌って踊れるグループの曲と親和性が高い。ゆえにダンサブルな歌モノが好きな人には予想外の出合いがあると言えるでしょう。

……と、アニメやゲーム派生の名曲について語っているうちに文字数がいっぱいになったので、女性向けスマホゲームの音楽については次回語りたいと思います。ちなみに、今ワタシが毎日やっているゲームは『あんスタ』と『夢キャス』と『ときレス』だよ!

(この連載は随時掲載します)

<プロフィール>
ヨダエリ トレンドコラムニスト。東京都目黒区出身。慶応義塾大学文学部卒業後、PR会社勤務を経てフリーに。「イマ・ヒト・ココロ」にまつわるテーマで新聞からウェブまで幅広い媒体で執筆。ドイツで暮らしていた小学生のころに洋楽に心酔して以来、ポップカルチャーは大好物。その昔、ファービーなどのデジタルペット・マニアとして雑誌やテレビの取材を受けた経験もあり、一貫して育成ゲーム好きであることに気づいたきょうこのごろ。

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