GWの日帰り旅行なら 「ぶらり探検」にお任せを
ゴールデンウイーク(GW)も後半。もうお出かけになりましたか? まだ、どこにも行っていない、行き先も決まっていない……という方に参考にしていただきたいのが昨年から合計15回公開した「ぶらりトレンド探検」です。まとめ読みできるよう再構成しました。記事タイトルをクリックすると、抱腹絶倒?のユルい動画もご覧になれます。お楽しみください。
ロケの目的地は埼玉、茨城、静岡、群馬、千葉など、いずれも都内から鉄道やマイカーで片道2~3時間程度で行ける範囲です。一人でもぶらりと行ける目的地ばかりです。鉄道だけでなく、観光スポットやグルメ情報も紹介しています。
記念すべき?第1回のロケは外国人観光客でにぎわい、パワースポットとしても注目される秩父・長瀞を選びました。長瀞のライン下りは乗りませんでしたが、秩父鉄道の蒸気機関車(SL)はしっかり楽しみました。長瀞の旅館、長生館の夏の風物詩「流しそうめん」やスイーツも味わいました。
流しそうめんは家族で再訪したほか、9月には小さな秘書(娘)を連れてブドウ狩りにも来ました。マイカーだと関越道の渋滞が予想されるので、西武鉄道の特急「レッドアロー」で往復するのがオススメです。スタッフと打ち上げに訪れた秩父名物のホルモン焼きも忘れられない味です。「太っ腹」と言いたくなるような盛り具合で、安い。食べ過ぎで本当に「太っ腹」にならないようご注意を。
高騰するウナギの代用品として注目されるナマズ。茨城・霞ケ浦周辺で養殖が盛んと聞き訪れました。アメリカナマズは見た目こそグロテスクですが、見た目と食感は白身魚。鹿島神宮近くの「鈴章」で食べたかば焼きはご飯が進みました。行方市観光物産館で提供される、アメリカナマズを使った「行方バーガー・なめパックン」もおいしかったですよ。
ちなみに、埼玉県吉川市ではニホンナマズを味わえます。吉川市はJR武蔵野線で行けるのでおススメです。
ロケは7月25日で、猛暑。思い出すだけでも汗が噴き出しそうです。
鉾田市周辺の農園では6月半ばから「メロン狩り」ができます。昨年は時期を逃してしまいましたが、今年は行けるでしょうか……。
目的地は世界遺産に登録された静岡県伊豆の国市にある韮山反射炉などでした。新幹線で三島まで行って伊豆箱根鉄道(通称、いずっぱこ)に乗り換えるのが便利ですが、小田急電鉄の特急ロマンスカーで小田原まで行くか、「あさぎり」に乗って御殿場、沼津を経由するルートもあります。
富士山を一望できる箱根西麓・三島大吊橋は撮影時は工事中でしたが、昨年末にオープン。観光客でにぎわっているようです。沼津港周辺で食べられる新鮮な海の幸もぜひ、味わってください。刺身の盛り合わせ、マグロのテールシチュー、なかなか都心では味わえません。これを食べたらお代はいくらになりますやら。
新緑の季節にわたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車で車窓の景色を楽しむのもいいでしょう。上毛電気鉄道は京王電鉄井の頭線を引退した電車が「第二の人生」を送っています。平日朝のラッシュ時以外は自転車を料金不要で持ち込めるのでも知られています。
オススメのグルメは桐生名物の麺類「ひもかわ」。幅の広さに驚くはずです。暑いときは冷たい「ひもかわ」がいいでしょう。休日は混雑が見込まれますが、並んでも食べたい一品です。前編には究極の「スタミナ食材」も出てきます。鶏肉のような味わいです。
打ち上げは高崎市内の「居酒屋大喜屋げんちゃん」。プロ野球の日本ハムや巨人軍で活躍された河野博文さんが経営しています。
返す返すも残念なのが、このロケです。小湊鉄道のトロッコ列車に乗ろうと企画したものの故障で乗れませんでした。その代わりというわけではないけれど、市原ぞうの国でぞうに軽々と持ち上げられました。
小湊鉄道のトロッコ列車は無事に運行再開しました。小湊鉄道といすみ鉄道を乗り継いで房総半島を横断することもできます。
養老渓谷の麦とろ、大多喜町のタケノコにイノシシ……。途中下車して地元の名物を味わい、最後は外房か内房の海の幸で締めましょう。
●日暮里・舎人ライナーで西新井大師に 「親方」も登場
この回だけ単発なのは、お正月公開用に急きょ年末に撮影したためです。初詣スポットとして西新井大師とその周辺を選びました。今の季節なら晴れた日にお参りして、参道名物の草団子などを買い、日暮里・舎人ライナーの終点、見沼代親水公園で食べるのもいいでしょう。草団子は参道を挟んで「清水屋」と「中田屋」が有名です。どちらで買おうか迷うかもしれません。
映像には大相撲元大関栃東の玉ノ井親方が経営する「ひものばー とちあずま」も登場します。玉ノ井部屋直伝の「鶏肉のつみれちゃんこ」など料理は大盛りなので大食漢でも大満足です。
銚子電気鉄道が製造・販売する「ぬれ煎餅」。度々廃線の危機を救ったとして鉄道ファン以外にも知られています。銚子まではJRの特急「しおさい」なら片道約2時間。佐倉から銚子までは単線区間をのんびり走ります。
銚子電鉄もぜひご乗車ください。全線6.4キロを乗り通しても20分程度。1日乗車券(フリー切符、大人700円、子ども350円)を片手に、観音駅のたい焼きや犬吠駅のぬれ煎餅などを味わい、犬吠埼灯台周辺を散策するのもオススメです。もちろん、最後は海の幸を堪能しましょう。
ロケは1月後半に行いましたので、犬吠埼は風が強くて、寒かったです……。
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いかがでしたか、「ぶらりトレンド探検」まとめ読み。日帰りで気軽に行ける場所なので、ぶらぶらと出かけましょう。
(コンテンツ編集部 苅谷直政)
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