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人気のファスナー長財布、今買うならL字でより薄く

今買いたい財布&コインケース

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NIKKEI STYLE

一度購入すると、数年は買い替えることのない財布や小銭入れ。長く付き合うものこそ上質なものを選びたい。そこで、デザイン性と機能性を兼ね備え、トレンドに敏感な30代のビジネスパーソンにマッチする革財布&コインケースを大紹介。今回取り上げるのは、注目度上昇中のL字ファスナー長財布だ。

薄マチでポケットにも入れられるファスナー長財布

ビジネスシーンで財布をお披露目する機会はそう多くない。だからこそ目に触れると強く印象に残り、パーソナリティーをはかる判断材料にもなる。そう、財布を見ればその人の嗜好や性格まで見えてくるのだ。

現在、圧倒的な人気を誇るのがラウンドファスナー長財布。以前からレディースでは定番・人気の形状だが、ここ数年はメンズ市場にも波及している。長財布なので品があり、支払う所作もスマート。収納力も高く、札もカードも小銭も入るオールインワンで使いやすい。

しかし、その分サイズがやや大きめでかさばるのが難点。平日は仕事カバンに入れればOK、休日もボディーバッグを携える人が増えたのでサイズはあまり気にならない人も多いが、やはり男性諸君は手ぶら好き。上着やパンツのポケットに入れて持ち歩きたいときもある。

このサイズ問題を解消するのが、L字ファスナー長財布だ。

一番の魅力はなんといってもその薄さ。財布の周囲にファスナーが付くラウンドファスナーとは違い、その名の通りL字にファスナーが付いた長財布で、サイドの一片にマチがないため非常に薄いのだ。具体的な数字で表すと、ラウンドファスナー長財布の厚さは平均2.5~3センチなのに対して、L字ファスナー長財布は平均1.5~2センチ程度とかなり薄い。そのため上着の内ポケットに入れてもかさばらず、パンツの後ろポケットに入れても邪魔にならないので、男の手ぶら歩きを可能にしてくれる。

薄マチの長財布といえば昔から二つ折りの札入れがあるが、小銭が入らないうえ、失礼ながらオジサンくさい。よほどリッチでない限り、30代にふさわしいとは言えない。その点、L字ファスナー長財布はオールインワン収納で、ラウンドファスナー長財布と同様の使いやすさ。ファスナー開閉の所作も大人っぽく、デキる男を演出できる。意外と財布そのものや、会計時の所作を見ている人は多いのだ。

今回は、このL字ファスナー長財布の注目作を紹介する。いずれもジャパンブランドで、腕利きの職人が仕立てているのも特徴。機能を損なうことなく、すべて薄さは2センチ未満というハイクオリティー。これらの細部を見ていくことで、L字ファスナー長財布の選ぶポイントが見えてくるはずだ。

L字ファスナー長財布の基本を押さえた「ポーター」

日本を代表する人気バッグブランド、ポーターもL字ファスナー長財布を展開している。ポーター製品はすべて熟達した職人が作るメイド・イン・ジャパンだ。

ポーターの「ポーター ウォール ウォレット(L)」は、L字ファスナー長財布の基本的な構造になっている。ファスナーを開くと中央に仕切りがあり、側面にポケットが付く。仕切りは小銭&カード入れになっていて、上部にフラップやファスナーなどの留め具はないが、L字ファスナーを閉めると逆さまにしても収納物がポケットから飛び出ることはない。そして、お札はこの仕切りの両脇に入れて使う。このように、できるだけパーツを減らしてシンプルに仕立てることで、L字ファスナー長財布ならではの"薄マチ"を実現している。

表革にはフランス産の牛ショルダーレザーを使用。イタリアの名門タンナーが植物タンニンでなめし、手作業で植物油脂と動物油脂を合成した特殊なロウを革の表裏両面に塗り込んでいる。革表面の白いロウは使い込むほどになじんで消えていき、徐々に革の色が表れ、深みのあるツヤが増していく。また内装には軟らかく滑らかなピッグスキンを採用。

薄作りに特化した革小物を展開する「アルベルテ」

アルベルテは昨年9月にスタートしたばかりの新鋭ブランド。伊勢丹などで取り扱いのある革小物ブランド、「ユハク」のクリエイティブディレクターである仲垣友博氏がプロデュースを手がける。ユハクは液体染料を用いた美しい染色が高く評価されているが、このアルベルテは"発明"をテーマに新発想のプロダクトを提案する。

今季は、薄さと機能を兼ね備えたバイカラーが特徴のSOLEシリーズを展開。今回紹介するL字ファスナー束入れをはじめ、革の重なりを最小限に抑えた薄作りのアイテムをラインアップする。

「普通の財布に飽きてきた30~50代のお客様が支持してくださっているようです。最近では女性のお客様も目立ちます」(ユハク商品部)

この財布は背面のカードポケットが最大の特徴。カードが重ならないように収納することで薄さをキープし、特許出願中の鱗片(りんぺん)構造と呼ばれる独自のカッティングにより、カードが落ちにくく取り出しやすい作りになっている。また、カードポケットを外装に付けることで、メインファスナーを開くことなく素早くカードを使用できるのも魅力だ。

素材には姫路のタンナーで仕上げた、薄くすいてもハリ・コシのある国産牛革を使用。細かな型押しを施しているため傷や擦れに強く、キレイな状態を長期間キープできる点もうれしい。

「レディ オア オーダー」はL字ファスナー長財布の進化版を発売

松屋銀座店で常設販売され、同店でカラーオーダーイベントなども開催するレディ オア オーダー。東京・東十条で3代続く財布工房で、ブランドオーナーを務める3代目の井戸崇史氏は、日本で13人しか認定されていない"革小物・一級職人"の資格を持つ。そんな同ブランドが手がける、エッセンスラインの新作「MOTHER ZERO」は、L字ファスナー長財布の進化版ともいえる作りになっている。

L字ファスナーを開けると180度ガバッと大きく開き、いわゆる二つ折り長財布のような使い勝手。しかし機能性はその比ではなく、札入れはもちろんファスナー付き小銭入れを持ち、カードポケット7つとフリーポケット1つを備える大容量。さらにクリップ式の札入れスペースもある画期的な作りになっている。

「大きめのラウンドファスナー長財布が主流の中で、携帯性を高めた"薄く小振りなファスナー束入れ"を世の中に提案したかった」(レディ オア オーダー 井戸氏)

表革には、ハイブランドの財布にも使われるドイツ産のシュランケンカーフを採用。色味が非常に美しく、表面には天然シボが立っていて表情豊か。ひと目で上質なことがわかるはずだ。

「当初のメーンターゲットは30代以上の男性でしたが、販売を開始してみると男女比は五分五分。実は薄い長財布を探しているのは女性の方が多いのだと思います」(井戸氏)

この財布は内部構造が特徴的だが、実は外寸にもこだわっている。井戸氏は、男女問わず握りやすいサイズ感を常に意識して財布を作っているという。明確な理由はわからないが、なぜか使いやすいと感じる仕立てこそレディ オア オーダーの人気の秘密だろう。

薄マチでも使い勝手に優れた日本製を選ぶ

以上、L字ファスナー長財布の注目3アイテムを紹介したが、ご覧いただいた通り、薄作りでも使いやすさを犠牲にしていないことがわかったはずだ。これを可能にしたのは日本の卓越した職人技。使う人の気持ちを考え、繊細かつ丁寧に仕立てることで実現しているものと思われる。

ラウンドファスナー長財布の人気は継続中だが、最近は電子マネーの利用者も増えたことから財布は小型化傾向にある。薄マチでも収納力は十分、さらに上着やパンツのポケットに入れておけるL字ファスナー長財布。デザインにも所作にもスマートさを求めるビジネスパーソンは、財布選びの選択肢に加えてみてはどうだろうか?

(ライター 津田昌宏)

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