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ジャズとコーヒー、仕事もはかどる絶妙の相性

2014/9/10

 新しいジャズの楽しみ方を提案する「Something Jazzy 女子のための新しいジャズガイド」の著者、島田奈央子さんによるジャズガイド。最近の話題やおすすめのアルバムを紹介します。
ジャズとコーヒーが絶妙なハーモニーを奏でる学芸大学駅前の珈琲美学(東京・目黒)

 9月に入り、仕事モード全開といきたいところです。なかなかエンジンがかからないなら、音楽の力を借りてみましょう。私の場合、BGMにジャズをかけ、深煎りコーヒーを飲みながら軽くストレッチをすることで気分も変わり、能率アップにつながっています。

■仕事を始める前に聴くなら

 仕事に取りかかる前に聴くなら、歩く速さと同じくらいの少しアップテンポなジャズがお薦め。ドラムやパーカッションが引き立っている方が気分を盛り上げます。拍子が変わったり、いろいろな楽器が次々と聴こえてきたりと、変化に富んでいる方が想像力も高めてくれるようです。企画会議前やクリエーティブな仕事をする前に聴いたら、斬新なアイデアが浮かぶかもしれません。社内で聴けない場合は、通勤時間や昼休みに聴いて、気持ちを高めておくのも手ですね。

 単純作業で睡魔に襲われたような時は、ニューヨーク発のクラブジャズのような新しい感性が詰まった旬の曲がお薦め。グルーヴ感の強いジャズに身を任せれば、リズムに合わせて自然と手が動き、集中力も高まるはず。

■コーヒーにまつわるジャズの名曲も

 一仕事終わったらブレイクタイム。私にとって、コーヒーを入れて、ジャズを聴きながらリラックスするのは大切な時間です。ちなみにコーヒーにまつわるジャズの名曲といえば、1956年に米国の歌手、ペギー・リーが歌った「ブラック・コーヒー」。孤独な女性が、ブラック・コーヒーを飲みながら気持ちを紛らわそうとする心情を描いた作品で、休憩中に聴くにはちょっと重いですが、ストロングなコーヒーを飲みながら自分の世界に浸るにはピッタリです。もっと気楽にリフレッシュしたい時は、ヨーロッパ出身の女性ボーカルの作品が快適です。涼やかな美しいボーカルが仕事の疲れをクールダウンしてくれます。

■ジャズとコーヒーは似たもの同士?

 私はコーヒーが好きでよくお店のオリジナルブレンドを購入しますが、コーヒーのブレンドは、どの豆をどう混ぜるかが大切です。どんなにいい豆でも主張が強すぎると、全体の味のバランスを崩してしまいますし、主張が弱すぎても味が生きてこない。

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