「結婚したい」7割前後、婚活「関心なし」も6割独身男女ネット1000人調査

日本経済新聞社は、調査会社のマクロミルの協力を得て、全国の20~40代の独身男性500人と独身女性500人に、結婚に関する意識調査を実施した。9月26~27日にインターネットで聞いた。

結婚を「早くしたい」「いずれはしたい」「相手が見つかればしたい」と答えた女性は71.4%、男性は68.2%で、いずれも結婚への意欲が強い。

結婚したい理由は男女ともに「人生・生活を共にするパートナーがほしい」が8割を超えた。女性で次に多かったのが「経済的な安定を得たい」(49.0%)で「親や周囲を安心させたい」(48.5%)、「子どもが欲しい」(42.6%)を上回った。男性の理由2位は「子どもが欲しい」(34.3%)だった。


一方で婚活に「関心がない」との回答が男女とも6割を超えた。理由の1位は「そこまで結婚したいと思わない」。実際に4人に1人が「必ずしも結婚しなくて良い」「したくない」と答え、女性の75.6%が「他人と生活するのが面倒」を理由に挙げた。

それでも、全体の35.1%は「婚活をしている」「していないがしたいと思っている」と回答。具体的には「知人を介した合コン」が63.0%と最も多く、「街コン、婚活パーティーなど」が38.7%で続いた。

総務省によると20~40代の働く未婚女性は690万人。日本女子大人間社会学部の大沢真知子教授は「婚活は“結婚ありき”という印象だが、今の女性は共同生活のパートナー探しを重視している」と指摘。「積み上げてきたキャリアを続ける意識がある」が、価値観が合う人を見つけるのは難しい。「それが初婚年齢の上昇に現れている」と分析する。13年の女性の平均初婚年齢は29.3歳。10年で1.7歳上昇した。

調査では結婚相手に求める条件もたずねた。男女ともに1位は「性格や人柄」でいずれも9割を超えたが、2位は女性が「収入」、男性が「容姿」と分かれた。女性が経済的な安定を求める一方、男性は3位も「年齢」(30.8%)で、見た目や若さを重視している。

専業主婦願望が強い女性が増えているといわれるが、結婚後も「働き続けたい」女性は40.9%で、出産を機に退職しても「子育て後に再就職したい」との回答も24.1%に上った。反対に「結婚を機に専業主婦になりたい」は12.9%と少数派だった。

男性も、46.0%が「働き続けてほしい」と答え、結婚や出産を機に「専業主婦になってほしい」は9.4%。女性の活躍への理解の広がりだけでなく、妻も働かないと家計を維持できないという事情もあるようだが、仕事と家庭の両立を望む女性には追い風だ。