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外国人も大好き「戸越銀座」 食べ歩きマナー守って! ポイ捨て防止へゴミ入れバッグを貸し出し

2017/8/3 日本経済新聞 朝刊

 「食べ歩きができる商店街」として訪日外国人からも人気の高い戸越銀座商店街(東京・品川)が、ごみのポイ捨て防止などマナーの向上に取り組んでいる。各店舗が客にごみ引き取りを呼びかけ、ごみ入れ用のバッグも貸し出す。訪日客が一段と増える2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、清潔で居心地の良い商店街としてさらに魅力を高めたい考えだ。

戸越銀座商店街では、マナー向上を呼びかける旗を掲げている(東京都品川区)

 同商店街は約300店舗と東京都内で有数の規模を誇る。現在は約30店舗がコロッケや焼き鳥といった食べ歩きができる食品を販売している。国内の買い物客だけではなく、訪日外国人にも人気が高いが、包装容器やペットボトルなどのポイ捨てが課題となっていたという。

 このため、同商店街連合会は各店舗に、ごみを片手に持っている観光客を見かけたら「ごみをいただきますね」などと声をかけるように要請した。8月末からは、観光客にペットボトルやごみなどを入れるショルダーバッグを無料で貸し出す予定だ。食べ歩き後に、ごみとともにバッグを回収することを検討している。

 また商店街を訪れる客にはスマートフォン(スマホ)を操作しながら歩くことや、歩きたばこもやめるように呼びかける。商店街として受動喫煙の防止にも取り組む。店舗用に「禁煙」「分煙」「喫煙可能」などといった独自のステッカーを作製し、店頭に張り出し始めた。

 同商店街連合会は、マナーを守りながら食べ歩きを楽しんでもらえるための方策を検討してきた。都民や観光客のマナー向上の支援を目的とする一般社団法人「東京グッドマナーズプロジェクト」(同・港)と提携。「グッドマナーでつくろう!日本一住みやすい街」をキャッチフレーズに、マナーの向上を呼びかけていくことを決めた。

 品川区商店街連合会の専務理事で、戸越銀座で店舗を運営する亀井哲郎さんは「最近は日本の日常生活を体験したいと、商店街を訪れる訪日外国人も増えている。日本らしいマナーを商店街から発信していきたい」と語る。

[日本経済新聞朝刊2017年7月13日付]

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