旅行・レジャー

日本の歩き方

奥出雲 「縁活女子」でにぎわう神話の里

2014/10/13

「奥出雲おろちループ」の道の駅にある大蛇の石像。鼻の穴に指を入れて良縁を祈願する

10月5日、「縁結びの神様」として名高い出雲大社で高円宮家の次女、典子さんと同大社の神職、千家国麿さんが結婚式を挙げた。地元の島根県出雲市はお祝いムード一色。きょうも慶事にあやかろうと良縁を求めて全国の女子が「縁活」に訪れる。同じ出雲には今、ひそかな人気を集めるもう一つの「縁活」の町がある。

「恋愛結婚第1号」ゆかりの地で

島根県奥出雲町。出雲平野から斐伊川(ひいかわ)をさかのぼった山あいにある、人口1万5000人足らずの小さな町だ。実はこの町、古代神話に名高い“恋愛結婚第1号”の舞台だという。霊験あらたか?な神話の里を、奥出雲の魅力発信に取り組んでいる地元女性に案内してもらった。

行列のできる「姫のそば ゆかり庵」。店で接客を担当する岩沢彩子さん(右)と今回の案内役、三成由美さん

今回ガイドしてくれたのは同町在住の三成由美さん。まず、女性に人気という食事どころ「姫のそば ゆかり庵(あん)」に案内してもらった。のれんを一緒にくぐると「あら、来てくれたの~」と弾むような声が迎えてくれた。店長の岩沢彩子さんだ。

ゆかり庵は3年前、同町にある「稲田神社」の社務所を改装して開業した。奥出雲産の小蕎(そば)にこだわったつなぎなしの十割そばと岩沢さんの明るい接客が人気で、休日には各地からの観光客が行列をつくる。

群馬県藤岡市で育った岩沢さんは、縁あって15年前に奥出雲町にやってきた。「ここでは、たまたま隣に座ったお客さん同士が打ち解けて話し込むことがしばしばある。県外の常連さんで私に会いに来てくれる方も多いですよ」。生き生きした岩沢さんの表情を見ていると、縁をつくるのは笑顔だと改めて感じる。

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