旅のしおり、アプリで楽々 手軽にアルバム作成「行きたい」を地図に

ゴールデンウイーク(GW)が目の前に迫ってきた。家族と一緒に温泉、または初めての一人旅で世界遺産を見に海外に飛び立つ人もいるだろう。旅行が順調に進むことで、それはいい思い出として色濃く記憶に残る。そこで紹介するのは、旅のしおりが作れるアプリ。小学生の頃に遠足を控え、しおりを渡された時のウキウキした気分を再び味わってみませんか。
スマホなどで旅のしおりが気軽に作成できるようになってきた

JTBが提供している「ポケたび」は、自動でしおりが作成できるアプリ。るるぶトラベルやエースJTBで旅行を予約した際にもらう受付番号を入力し、飛行機の発着時間や宿泊施設の情報などが取り込める。

訪問先にスタンプ

国内の観光プランをおよそ3000件提供しており、ホテルやレジャー施設、レストランなどの豊富なカテゴリーがプランに組み込まれている。旅行から帰ってくると、訪れた地域にスタンプが押されているという遊び心にもあふれている。

都内に住む北原佳奈さん(32)は「ポケたび」の愛用者。なかでも、旅行先で撮った写真をしおりに貼り付けることができる「アルバム機能」が大のお気に入りだ。「オリジナルのアルバムが作れ、いつでも思い出に浸れる」(北原さん)といい、アルバムをソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿できる点も大きいと話す。

女性に人気が高い「Vivo(ヴィーヴォ)」では、様々な観光場所に在住する女性を中心に、旅行情報が随時投稿されている。面白いのは、一風変わったしおり作りができる点だ。興味のある観光スポットを「ショッピング」や「スパ・エステ」などのカテゴリー別に検索し、リスト化すると、全てが地図上に反映される。時系列で旅程をまとめるのではなく、行きたいスポットの位置情報などが同時に見られる地図という形でしおり作りが楽しめる。

国内のみならず、スペイン・バルセロナや韓国・ソウルなどの欧米・アジア地域、リゾート地も含め、約20都市を対象に現地女性のお薦めのグルメやエステの情報が得られるのも人気の秘密だ。GWに先駆けて、今月から島根県も対象都市に追加した。

現地女性リポーターが投稿する記事は、ガイドブック等には載っていない情報で満載。女性の正直な声を聞き、そこから抜粋した場所を簡単にしおりでみられる。目で見ても楽しめるようにと、記事と併せて写真も掲載されているため、観光スポットの雰囲気も伝わりやすく、旅のしおり作りも進む。

予約管理、一括で

株式会社LAMPが手掛ける「Travely(トラベリー)」は、ビジネス時に使われることが多い。「Yahoo乗り換え案内」など各交通アプリの検索結果をメールでトラベリーに送信。すると、アプリ内で移動の予定が自動的に作成される。「食べログ」や「ぐるなび」の情報共有メールや、国内ホテルの予約メールなどを送っても、同じようにしおりの作成機能が使える。

様々な予約情報が自動的にアプリ内で旅程として作成されるため、別々の予約情報をわざわざ管理する手間が省ける。国内外への出張が多く、計画を立てるのが面倒くさいと感じる人には必須のアプリだろう。旅の費用を「交通」「宿泊」などと費目ごとに分けて見ることができるため、費用・精算管理が簡単に済むのも特徴の一つ。旅程であるしおりをメールで共有することができるので、家族も安心だ。

計画性を持って旅行にのぞむことで、訪れた地での体験はよりいっそう楽しく感じる。GWまで待ち切れない皆さん。これらのアプリでのしおり作り、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

(証券部 南雲ジェーダ)

[日本経済新聞夕刊2016年4月21日付]

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