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自分だけのスノードーム 思い込め手作り

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NIKKEI STYLE

 ガラス玉を振ると、水中の人形や模型の上に粉雪がふわふわと舞い踊るスノードーム。レトロな雰囲気が若い世代の心をつかみ、手作り教室が人気だ。暖冬の今年、動物や人形の小さな置物などをガラス瓶にとじ込めて、自分だけの冬景色を楽しもう。記念日のお祝いにも喜ばれそうだ。

ラメやビーズで冬化粧

水が入った丸い容器に収まるのは自由の女神にエッフェル塔、富士山など。雪だるまやアニメキャラクターもいる。

スノードームやスノーグローブと呼ばれ、1800年代初めに欧州でペーパーウエートとして作られたのが始まりという。1889年のエッフェル塔の完成後、塔のミニチュアを入れた物が広まり、観光地の土産物の定番になった。

世界各地から集めた約五千個を所蔵する、スノードーム美術館(東京・世田谷)は、毎週末と祝日に手作り教室を開いている。中高年層には懐かしいスノードームだが、講師の浜本亜紀子さんは「木村カエラさんの曲や韓流ドラマにスノードームが登場し、アンティーク感がオシャレだと若い世代に人気」と話す。

12月下旬の土曜日、20~30代の男女で教室は満席になった。同館が販売する専用キットを使って作る。雪状の粒が入った水が密閉された半球形の容器で、中心部に幅約1センチの溝がある。溝に立体物のほか、シールや写真を差し込んでいく。水に触れずに作れるので、子どもも楽しめる。

夫と参加した蝦名実奈子さん(32)はドライフラワーとプラスチックの魚を使って水中の世界を表現。「水を通すとより立体的に見えて面白い」という。

「ジャムの空き瓶など身近な材料でも、自分だけの作品を作れる」とスノードーム作家、鈴木たえさん。中の飾りはカプセルトイ(通称ガチャガチャ)のフィギュアなどで構わない。耐水性があり、塗装が剥がれにくい立体物を選ぶ。「粉雪にはネイルアート用のラメやPET樹脂製などの粉、ビーズを応用して」と鈴木さん。キラキラと舞う雪に合った素材を探そう。

溶液にはグリセリンと精製水を使う。グリセリンは保湿剤などに使われる粘り気のある無色透明の液体で、雪の落ちる速度を調整する役目。精製水は水道水や天然水に比べて不純物が少なく、腐りにくい。いずれも薬局で購入できる。

まず、瓶の蓋の裏にフィギュアを耐水性接着剤で固定。瓶に茶さじ1杯弱のラメを入れ、グリセリンを少量入れる。精製水を入れた後、ラメが塊にならないよう中性洗剤を1~2滴垂らす。空気が入らないよう精製水は縁からあふれるほど入れてフィギュアをゆっくり沈めるのがコツ。

グリセリンは200ccの容器で10cc程度が適量。「雪の動きをゆっくりにしたければ増やすといい」と鈴木さん。蓋は接着剤なしでも水漏れの心配はほとんどない。事前に水を入れて確認しよう。

リボン・テープで美しく

スノードーム作りのコツは「1つの物語を考えて簡潔にデザインすること」。浜本さん、鈴木さんからの共通したアドバイスだ。初心者はついあれこれ入れたくなるが、レンズ効果で実物より1.5倍は大きく見え、周囲はゆがんで映ることを考えて絞り込みたい。

飾りを複数入れるなら、主役を中心に置くこと。また、余分な空間があき過ぎてもきれいに見えないので「台になる物を入れて高さを調整するといい」(鈴木さん)。ペットボトルキャップやオーブン粘土などで台を作り、蓋の裏側に付け、その上に飾りを付けよう。

オシャレなデザインのガラス瓶など、好きな空き瓶を使ったり、リボンやテープで瓶の外側を飾ったりすると、より見栄えがよくなる。本格的な作品にしたければ、スノードーム用の丸い容器も手芸用品などを扱う店などで手に入る。

どこか懐かしくて、舞う雪が目を楽しませるスノードーム。お気に入りのフィギュアや思い出の品をとじ込め、手のひらサイズの雪景色を作ってはいかが。

(柳下朋子)

[日経プラスワン2016年1月16日付]

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