フック画鋲、写真立てやインテリアにも
お役立ちグッズ
何かを掛けるために壁に取り付けるフック。なかでも、ごく小さくてデザイン的にも優れているのが、中川政七商店(奈良市)の「フック画鋲(がびょう)」だ。名前通り、画びょうとフックを一体化させたもので、長さ約7ミリの針を壁に刺して取り付ける。刺した穴はきわめて細いので、壁をほとんど傷めない。
頭部がフック状になった画びょうはほかにもあるが、これは独特のL字形が特徴だ。伝統的な日本家屋で物を掛けるために床の間や柱に打たれた「役釘(やくくぎ)」に着想を得たという。古道具のような落ち着いた風情が、室内の趣をぐっと増す。
耐荷重は約500グラム。長さ1センチほどのフックに、おおよそペットボトル1本分の重さの物が引っ掛けられる。キーホルダーやアクセサリーなどを掛けるのが基本の使い方。間隔を開けて2個並べれば、グリーティングカードや写真を立てかける場になる。もちろん画びょうとしても使える。アイデア次第で使い方の幅が広がり、重宝できる。
(ライター 奥井 真紀子)
▽材質=鉄、錫
▽サイズ=0.3×0.7×1.8センチ
▽耐荷重=500グラム
▽取扱店=中川政七商店東京本店ほか。問い合わせは中川政七商店(0743・57・8095)まで
[日経プラスワン2015年12月19日付]
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