スポーツ用品店の会員特典 割引や優待でお得に

アウトドアやスポーツに絶好の季節がやってきた。ウエアやシューズ、登山用品などを扱っている専門店の会員になると、店頭価格よりも安く買いそろえたり、イベントに参加したりできる。身近にある専門店でどんな会員特典が受けられるのか知っておけば、初心者でも費用を抑えつつ、安全に楽しめる機会が見つかりそうだ。
登山ツアーなどに割引料金で参加できる(モンベル)

神奈川県の会社員、鈴木繁さん(56)は最近、アウトドア用品ブランド、モンベル(大阪市)の店舗で4万数千円の登山靴を買い、約4000円相当のポイントをもらった。同社が運営する「モンベルクラブ」の20年来の会員であるため、購入金額の9%ものポイントが付くのだ。ポイントは次回の買い物で使える。鈴木さんは「リュックや靴などちょっと値の張る登山用品を買うと、そのポイントで小物もそろえられる」と喜ぶ。

モンベルは全国に約100店舗を展開しており、モンベルクラブの会員は約56万人。ポイントは初年度が5%、2年目から6%、5年目から7%という具合に増える仕組みになっている。20年目に入るか、累計の購入金額が100万円以上になると、鈴木さんのように9%の最高ポイントが付く。年会費が1500円かかるが、「継続率は約80%。ここ数年は若い人が増えている」(同社)。

アウトドア専門店は会員に対し、スーパーなど他の小売業に比べて大きめの割引やポイントを提供する傾向があるようだ。ICI石井スポーツ(東京・新宿)は無料で即日発行されるメンバーズカードを提示すれば、その場で5%割引になる。好日山荘のメンバーズカードは通常3%のポイントが誕生月には6%になる。「冬山の装備などは一式で20万~30万円になるので、ポイントのメリットは大きい」(好日山荘)という。

メガスポーツ(東京・中央)が運営するスポーツ用品店「スポーツオーソリティ」では、クレジットカード「スポーツオーソリティカード」を持っていると5%割引になる。買いたいスポーツ用品を実際に使うまでに日にちの余裕があるなら、割引率が10%になる毎月20日、30日を狙って計画的に購入したい。このカードは年会費がかからないので、同店でよく買い物をする人なら入会しておいてもいいかもしれない。

ヒマラヤは今月、コンビニエンスストアのローソンなどで使える共通ポイントカード「Ponta」にクレジット機能を付けた「ヒマラヤPontaカードPlus」の発行を始めた。購入金額の2%のポイントが付くほか、第1、第3日曜日は5%割引になる。60歳以上のシニアに限り、毎月15日も5%割引。2年目以降は年会費1350円がかかるが、500円分の割引券が3枚もらえる。

こうした特典が付くクレジットカードがつくれない学生や子どものための会員カードもある。メガスポーツは中学生以上の学生向けに「学割カード」、ゼビオは小学生も対象の「プレイヤーズIDカード」を発行。割引などクレジットカードとほぼ同じ特典が受けられる。

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