銀行の預金口座でポイント獲得 効率よくためる方法

全国の小売店や飲食店で幅広く使えるポイント制度が、銀行サービスにも広がってきた。インターネット取引銀行を中心に、ポイントの付く預金口座を導入する例が相次いでいる。入出金や預金残高などの取引に応じてポイントが付く仕組みだ。賢くポイントをためるにはどうすればいいのか。注意点とあわせて見ていこう。
取引に応じてポイントがたまる(スルガ銀行Tポイント支店)

「どうせならポイントがたまる銀行のほうがいい」。東京都に住む男性会社員Aさん(38)は夏のボーナスが支給されたのを機に新たに預金口座を開くつもりだ。Aさんは日ごろの買い物で「Tポイント」をためるよう心がけている。銀行を調べているうちに、ポイントをためやすい銀行がいくつかあることを知り、興味を持っている。

口座取引に応じてポイントを付与する銀行が増えている()。従来、自行の取引だけに使える独自ポイントをつける銀行は多かったが、一般店舗での買い物に幅広く利用できる汎用ポイントを対象とするのが、新たな流れになってきた。各行とも口座獲得や資産拡大を目的にサービスを競っている。

4月にはスルガ銀行が、Tポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループと提携し、インターネット専用の「Tポイント支店」を開設した。新生銀行も同月から「Tポイントプログラム」を導入。従来、不定期に提供していたポイント・サービスを常に利用できるようにした。

KDDIと三菱東京UFJ銀行が出資するじぶん銀行は、「au」の利用者を対象とするサービスで、ポイント(WALLETポイント)がたまる特典を5月に導入した。このほか楽天銀行やセブン銀行、イオン銀行がそれぞれ、母体企業やグループ会社の運営するポイントを付与するサービスを始めている。

楽天銀行でたまる「楽天スーパーポイント」は、仮想商店だけでなく小売店や飲食店などの実在店舗で幅広く使える共通ポイントの一つだ。セブン銀行の「nanacoポイント」やイオン銀行の「WAONポイント」はスーパーなどで使える電子マネーに交換できる。

¥            ¥

口座取引でポイントがたまる代表例が、給与や公的年金の振込口座に指定したケースだ。指定手続きを済ませておけば、毎月や2カ月に1度、資金が口座に振り込まれるごとに一定のポイントがつく。例えばじぶん銀行では、給与振込で月50ポイントがたまる。1ポイントは1円分に相当するのが一般的だ。

近づくキャッシュレス社会
ビジネスパーソンの住まいと暮らし
注目記事
近づくキャッシュレス社会
ビジネスパーソンの住まいと暮らし