検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

マッドマックス 怒りのデス・ロード

全篇貫く疾走中の攻防

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

「マッドマックス」(1979年)、「マッドマックス2」(81年)、「マッドマックス サンダードーム」(85年)の3部作から30年、生みの親ジョージ・ミラー監督自身の手によって、あの暴力と狂気の世界が、不屈のヒーローが、復活した!

早くから映画館で流されていた予告篇(へん)を見たファンは、そのアクションのすさまじさに期待をあおられたことだろう。その一方、こんなシーンがどれだけあるのか、と予告篇への不信感からくる一抹の不安をもつ向きもあるかもしれない。

はたして本篇を見ると、はじめから終わりまで、ほぼ全篇、すさまじいアクションが敷きつめられているのでおどろく。驚嘆の構成とエネルギーと技術のアクション映画なのだ。

核戦争後の荒廃した近未来。愛車インターセプターで荒野をさすらうマックス(メル・ギブソンにかわって新進スター、トム・ハーディー)は、イモータン・ジョー(第1作の悪玉だったヒュー・キース=バーン)が独裁する小さな帝国のような城砦(じょうさい)の捕虜となる。

城砦から、ガソリンをもとめる一隊が出発。マックスは新鮮な血液の供給源として同行させられる。

女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)の運転するタンク車が、隊列をはなれ逃走。ジョーの5人の"妻"を解放するためだ。

追跡がはじまる。道中、ほかの賊や族の襲撃もからみ、アクションがやむときがない。第2作と第3作の終盤でくりひろげたような疾走しながらの攻防――祖をたどればジョン・フォード「駅馬車」(39年)のアパッチ襲撃シーン――が、ほぼ全篇をつらぬくのだ。

あの手この手、新しい刺戟(しげき)がつぎつぎとくり出されあきることがない。CGにたよらず、生身のスタントをつきつめているからだろう。監督自身が言うようにこれは、2時間の「目で見る音楽(ヴィジュアルミュージック)」だ。極上の。

★★★★★

(映画評論家 宇田川 幸洋)

[日本経済新聞夕刊2015年6月12日付]

★★★★★ 今年有数の傑作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 見応えあり
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ 話題作だけど…

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_