インフルエンザウイルス、毎年変化 接種も油断禁物

例年より3週間ほど早く流行期が始まったインフルエンザ。予防ワクチンを接種したので自分はかからないと安心している人がいたとしたら、それは誤解だ。今シーズンはワクチンを部分的に変更し、効果の改善が期待されているが、それでもまったく感染しないわけではない。油断は禁物だ。

国立感染症研究所は全国約5000の医療機関から週間の患者数の報告を受けており、それが平均で1機関当たり1人を超えると全国的な流行と判断される。今シーズンは11月24~30日の週で1.9人と初めて1人を超えた。12月1~7日の週で3.49人、8~14日の週で7.38人と増え続けている。通常は年明け1~2月にピークを迎える。

予防接種をしたのにインフルエンザにかかってしまった。こんな体験をした人もいるだろう。日本のインフルエンザ用ワクチンは感染を完全に防ぐためのものではない。予防接種をしてもかかることがある。

ではなぜ接種するのか。それは、症状をある程度軽減したり、重症化するのを抑えたりする効果が期待されているからだ。インフルエンザでは慢性呼吸器疾患や糖尿病などの基礎疾患を抱える人や免疫力が低下している人、高齢者や子どもが重症化する恐れがある。

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