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デジタルライフ

道案内や音声翻訳 外国人の観光、アプリがお助け

2014/11/28 日本経済新聞 夕刊

格安航空会社(LCC)増便、円安、ビザ緩和などで日本を訪れる外国人観光客が過去最高の勢いで増えている。2020年の東京五輪に向け、訪日観光客の受け入れ体制を官民挙げて整備する動きが進む。そんな中、外国人の日本観光を手助けするスマホアプリも充実してきた。こうしたアプリを外国人に教えたり、時には我々もアプリを使って困っている外国人を助けたりすることで、草の根のおもてなしを実践しよう。

■日本の文化紹介

すし情報を中国語で紹介するTABIMORIのアプリ画面

外国人向けのお役立ち情報を集めているのが成田国際空港の運営会社であるNAAが提供する「TABIMORI」だ。電車やタクシーの乗り方、旅館や温泉の使い方、日本料理の写真入りメニューや注文方法といった生活・文化情報のほか、天気予報や通貨換算、鉄道経路検索、会話フレーズ集、トラブル時に備えた大使館連絡先一覧まで、実用的な情報を閲覧できる。

TABIMORIは、ホテルの無線LAN以外に通信環境を持たない外国人向けに「オフラインでもなるべく多くの情報を見られるよう配慮した」(NAA)のが特徴だ。天気予報や通貨換算は読み込んだデータをアプリ内に数日保持するため、オフラインのまま街中に出かけてもアプリを活用できる。鉄道経路検索は今のところ通信環境が必須だが、これも近くオフラインで検索できるよう改良する予定だ。

NAAは観光客向けの翻訳アプリ「NariTra」も出している。スマホに文章を入力すると、翻訳語が表示される。タイ語やフランス語を含む7カ国語に対応し、うち英語や中国語など4カ国語は文字入力だけでなく音声で話しかけて入力することも可能だ。情報通信研究機構(NICT)が開発した翻訳アプリ「VoiceTra」を基に、外国人の訪日観光でよく使われる交通や観光名所、買い物などの用語を追加している。

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