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囲碁・将棋、スマホで対戦 アプリで公認免状も

2014/11/21 日本経済新聞 夕刊

眠れない秋の夜長は寂しいものだ。そんなときに役に立つのが将棋の対戦アプリだ。携帯電話の回線を用いて見知らぬ人と気軽に対戦できるソフトや、公式の免状・認定状を獲得できるアプリまで登場している。コンピューターとの対局では味気ないと感じる人は、スマートフォン(スマホ)を片手にインターネット対局を試してみてはどうだろうか。

株式会社HEROZが運営する「将棋ウォーズ」はアプリで対局方法を選ぶと、自動で対戦相手を探してくれる。対局方法は持ち時間3分、10分と1手あたり10秒の3段階で選べる。決着がつくまでの時間が短く、空き時間で手軽に対局できるのが魅力の1つだ。将棋ウォーズ全体の1日あたりの対局数は20万を超えており、自分のレベルと近い人と短い待ち時間で対局できる。

■アプリは連盟公認

将棋ウォーズにはいろいろな戦法を集めるコレクション要素もある。

HEROZの林隆弘代表取締役は「将棋に対する固定観念を壊したかった。とにかく畳が似合う雰囲気にするのが嫌だった」と笑う。意識したのは格闘技。今までの将棋のイメージを覆す、華やかな演出と効果音はまさに格闘技さながらだ。

将棋ウォーズは2012年2月のリリースと同時に日本将棋連盟の公認アプリになった。「将棋を普及させたいという思いで将棋連盟と一致した」とHEROZの林氏は語る。日本将棋連盟も「現代にピッタリのアプリで、大変心強い味方」(日本将棋連盟モバイル編集長の遠山雄亮五段)とその力を認めている。

日本将棋連盟と将棋ウォーズは関わりを深めている。今年2月からは将棋ウォーズで認定された段・級位で、そのまま日本将棋連盟公認の免状や認定状を獲得できるようになった(有料)。級位の認定状なら3000円ほどで認定状が得られる。

日本将棋連盟傘下のインターネット将棋サイト「将棋倶楽部24」でも同様の免状交付が受けられるが、日本将棋連盟普及免状部の浅見章安部長は「将棋ウォーズを経由した若い人の申請が増えた。特に安価な級の認定状申請が例年の倍近くまで増えている」と、その効果に驚く。

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