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「スーツに合う」が基本 冬の仕事服 TPO外さない 男性編

2014/11/13 日本経済新聞 夕刊

そろそろコートやマフラーなど防寒具が必要な季節になってきた。私服なら好みで選んで構わないが、ビジネスで使う場合は注意が必要だ。選び方や着こなしのポイントを2週にわたり紹介する。今週は男性編。

IT(情報技術)関連企業に勤める森広志さん(仮名、28)はこの冬、ビジネス用のコートを新調する予定だ。しかし去年を思い出すと職場ではPコート、ダッフルコート、中にはダウンジャケットを着ている人もいた。「何を選ぶのが適切なのだろうか」と迷っている。

「仕事でスーツにダウンジャケットを合わせるのは基本的に避けた方がいい」。男性向けファッションのコーディネートサービスを提供するライフブランディング(東京・港)の代表取締役、吉田泰則さんはこう話す。カジュアルな印象が強すぎるためだ。

特に目上の相手と会うときや、契約を結ぶときなどは避けたい。カジュアルな服装が許されている職場や取引先であれば構わない場合もあるが、例外と考えるのが無難。革のジャケットやフード付きのダッフルコートも不向きだ。

着丈にも注意したい。コートの裾からスーツの上着がはみ出るのは望ましくない。コートの丈は上着より下で、膝より上の辺りにくる長さが適切だという。

■ステンカラーが◎

ではどんな種類のコートを選ぶといいのだろうか。吉田さんはステンカラーコートを勧める。着たときにVゾーンができないため、どんなスーツとも合わせやすい。フォーマル感の強いチェスターコートを着る人もいるがVゾーンができるため中に着る服やネクタイとの組み合わせに配慮が必要で、難易度が高くなる。

実際にコートを選ぶ際はサイズ、色柄、素材の3点を重視する。まず大事なのは必ずスーツを着て試着すること。スーツの上着は肩パッドが入っており、ふだん着用のコートと最適な肩幅が違うためだ。色柄は無地の紺やチャコールグレーがスーツに合わせやすい。

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