有楽町マルイにSDGs体現店舗 土にかえるパンツも

2021/9/15
社会や環境に配慮した商品を集めた(東京都千代田区の有楽町マルイ)
社会や環境に配慮した商品を集めた(東京都千代田区の有楽町マルイ)

丸井グループは3月、有楽町マルイ(東京・千代田)に体験型店舗「Sustainable Think.(サスティナブルシンク)」を開いた。社会や環境問題に配慮した国内外の商品をそろえ、開発の背景や生産者の思いを学び考えてもらう。新たな取引先を開拓するための拠点としても活用する考えだ。




誰かに話したくなるような作り手の「遊び心」満載

有楽町マルイの7階、メンズビジネスフロアにひときわ鮮やかな一画がある。赤や緑、黄色などSDGs(持続可能な開発目標)が掲げる17の目標を示す17色で彩られた約40平方メートルのスペースに、国内外のメーカーの日用品や衣服が並ぶ。

福祉施設に所属するアーティストがデザインしたエコバッグやネクタイ、廃棄しても完全に土にかえるパンツ、服の廃材を溶かし固めた文房具。いずれもSDGsを意識し環境問題や社会課題を学べる。気に入ればその場で購入もできる。「買って応援したい、プレゼントしたくなるものをそろえた」と須藤修二ショップマネジャー兼コミュニティオーガナイザは話す。

「作り手の『物語』も伝えたい」(須藤氏)として、商品の背景も紹介する。靴底にタイヤの廃材を使用したスニーカーは、かかと部分に座標を表すアルファベットと数字がデザインされる。作り手が作品のインスピレーションを得た場所を示しているという。誰かに話したくなるような作り手の「遊び心」も付加価値として消費者に伝えていく。

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