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冬場の浴室のお手入れ 寒さ・汚れをシャットアウト

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NIKKEI STYLE

寒い冬、風呂が楽しみのひとつという人も多いだろう。今回は浴室の寒さ対策と、入浴剤を使用する際の風呂掃除のポイントを住生活ジャーナリストの藤原千秋さんが提案する

冬の入浴時、浴室に足を踏み入れた瞬間のひんやりとした感触や、室内の寒さはつらいものだ。原因の一つは浴室の窓。換気に有用な反面、きちんと閉めていても隙間から冷気が入り込み、浴室内の温度を下げる要因となる。

簡易的な断熱窓 床にはマットを

そこでおすすめなのが、引っ越しの際に養生材などとして使われるプラスチック段ボール(プラダン)を使った簡易的な断熱窓づくりだ。

プラダンはホームセンターなどで販売されている。着色されたものもあるが、窓に使うのであれば光を通す半透明タイプがいいだろう。

厚さ2~3ミリのものを窓枠に合わせてカッターでカットする。後で調整できるように少し大きめに切っておくのがポイントだ。プラダンの断面を見ると、ストロー状に空洞状態になっている。そこから水滴が入るとカビの原因となるため、防水テープを貼ってふさいでおこう。サイズを調整しながら窓枠にはめ込めば、冷気をシャットアウトしてくれる。

洗い場の床の冷たさには「風呂マット」や「洗い場マット」を導入するのが手軽だ。

柔らかなEVA樹脂製、ゴムやポリエステル製のものなど、様々な材質、価格のものが販売されている。洗い場の床に敷いておくと断熱効果に加え、転倒した際などに衝撃を和らげる役割も果たす。

ユニークなものでは人工畳でできた風呂場用「畳マット」も。湯をかけると畳の織り目に浸透し、マットが温まる。風呂イスがなくても、直に座れるところも便利だ。いずれのマットも、使用後は表面をすすいで壁に立てかけ、よく乾燥させる。カビの発生には十分に注意したい。

ところで入浴の際、換気扇はどうしているだろうか? 24時間換気システムを浴室の換気扇が兼ねていることが多いこともあり、スイッチを切ることに抵抗のある人もいるかもしれない。だが換気扇も外部と直につながっているため、冷気の原因となる。入浴前や入浴中に換気扇を切り、入浴が済んだらその都度スイッチを入れるようにするのも一案だ。

入浴剤使用時は 配管汚れに注意

温かな風呂でリラックスしたいとき、さまざまな入浴剤を使って楽しむ人も多いだろう。だが風呂のタイプによっては、配管部分などを劣化させるおそれがあるので注意したい。

一般的に、浴槽の湯を温めて再び浴槽に戻す「追いだき」ができるタイプの風呂がまは、配管部分に湯あかなどの汚れが付きやすい。そのため強い酸性やアルカリ性、硫黄成分などが含まれる入浴剤を使うと、湯あかとともに付着し、配管を腐食させたり、劣化させたりするおそれがある。入浴剤を使用する際は追いだきをせず、冷めたら足し湯をするようにしよう。

とはいえ、ときには追いだきをすることもあるだろう。その場合は、定期的に配管汚れを洗浄剤で落としたい。洗浄剤はホームセンターなどで購入できる。主な成分は過炭酸ナトリウムだ。

洗浄剤を入れた残り湯を追いだきして配管に通すことで、湯あかを分解する。過炭酸ナトリウム単体でも同様の効果がある。湯量100リットルあたり過炭酸ナトリウム200グラムが投入の目安だ。

この方法で風呂がま掃除をする際は、浴室内の小物類も一緒にきれいにしてしまおう。洗面器や風呂イス、小物置き、風呂のふたなどを洗浄剤を入れた湯につけ込み、追いだきをして40度ほどに温める。そのまま2~4時間ほど小物類を湯につけたままにしておくと、スポンジで軽くこするだけで、せっけんかすなどの汚れがスルスルと落ちる。

つけ置き後の湯は、洗い場や床の掃除、壁掃除にも二次利用できる。最後に全てをシャワーですすぎ、浴槽には新しい湯を張って、10分間ほど追いだき。湯を抜けば掃除完了だ。

少しの工夫で温かく清潔な浴室を維持し、より快適に入浴したい。

(住生活ジャーナリスト 藤原 千秋)

[NIKKEIプラス1 2021年1月30日付]

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