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我が家だけのアレンジおでん 野菜加え彩り、栄養満点

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NIKKEI STYLE

寒さ厳しい折、おでんがおいしく感じる季節だ。ひと工夫で、いつものおでんを変化させられるアイデアを、家事ジャーナリストの山田亮さんが提案する。

おでんの具といえば、思い浮かぶのははんぺんやさつまあげといった練り物やこんにゃく、大根、卵などだろう。そこで気になるのが、野菜不足感だ。地味な色合いの具材が多いおでんで、野菜不足は彩りの面でも魅力に欠ける。まずは、彩りを補いつつ栄養的な偏りも防ぐ、おでんに合う野菜を紹介しよう。

丸ごと一つ投入 トロトロ玉ねぎ

我が家でよく使うのは玉ねぎ。しかも丸ごと一つ、鍋に入れる。頭と根元の部分を切り落とし、皮をむいたらそのまま鍋に投入する。生煮えではおいしくないので、他の具材より先に入れておきたい。長時間じっくりと火を通した玉ねぎは、それ自体もトロトロでおいしいが、玉ねぎから良いだしがでて、おでん全体もおいしくなる。

次におすすめしたいのがトマトだ。おでん専門店で食べたものが絶品で、家庭でも再現しやすいと聞き、取り入れ始めた。トマトのへた側にフォークを刺して、反対側に包丁で十字に切れ目を入れる。それを熱湯で温めると、ツルッと皮がむける。あとは、ゆっくりおでんのだしで温めるだけ。煮る必要はない。

種の部分が熱くなるので、食べる時にはやけどに注意が必要だ。お玉で取り出し、箸で割いて食べるとよい。トマトというと身体を冷やす夏の野菜という印象があるが、熱したトマトは身体が温まる気がするから不思議だ。

白い玉ねぎ、赤いトマトとくると、やはり欲しいのは緑の野菜。セロリをスティック状に切り、さっと温めるのもいい。ブロッコリーのくきも同様に切ると食べやすい。スティック状にして温めるなら、にんじんも加えるといいだろう。

彩りを求めるなら、黄色の野菜も使いたい。パプリカは肉厚なので、少々長い時間火を通してもクタクタになりにくい。黄だけでなく赤、オレンジのパプリカを使うと、華やかな見た目になる。「おでんは練り物の塩分が気になる」という人もいるだろう。野菜を一緒に食べることで、塩分を体外に排出しやすくなる効果も期待できる。

味に変化をつける手段は具だけではない。つけダレにも工夫の余地がある。最近言われる「味変(あじへん)」だ。

僕の郷里の香川県では、うどん屋へ行くとおでんがある。そこでは白味噌にからしを混ぜたからし味噌がつけダレとして用意されている。おでん屋の店主である友人に聞くと、煮すぎたおでんにはマヨネーズを付けるとおいしいという。試してみたところ、確かにどんな具にでもよく合う。マヨネーズにからしを加えてもいい。

味噌系の調味料は瓶詰でいろいろ売られている。にんにく味噌、大葉味噌、えび味噌などを試したが、どれもおでんに合う。もちろんゆずこしょう、わさびもいける。

おすすめなのが梅やかんきつ類など、酸味の効いた調味料。「梅醤(うめしょう)」という練り梅のような調味料やシークヮーサー味噌などは、酸味が口の中をさっぱりとリフレッシュさせてくれる。

アジアの調味料 変化球で楽しむ

加えてアジアには各種様々な調味料が存在する。辛いもの好きの我が家で人気なのは「サテトム」というベトナムのラー油だ。日本のおでんが、アジアのおでんに様変わりする。韓国のコチュジャンや、中国のテンメンジャンも合う。ちなみにつけダレでの味の変化を楽しむには、ベースになるおでんの味付けは、薄い方が良い。

最後におでんに関するグッズも紹介したい。我が家で活躍しているのは、おでん鍋の仕切り。購入価格700円の逸品だ。これがあれば、お目当ての具が探しやすい。子どもが言うには「まんべんなくいろいろ食べようという気になる」とのこと。手ごろな値段で、家でも屋台気分が味わえ楽しくなる。

家族でワイワイ囲むおでんもよし。一人ジックリ楽しむおでんもよし。外出外食がままならぬこの冬、いろいろ挑戦して、ベストな「マイおでん」を見付けてみよう。

(家事ジャーナリスト 山田 亮)

[NIKKEIプラス1 2021年1月23日付]

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