みそバターもち 味に変化つけ、残り物もスッキリ
松の内も明けましたが、本年も、かんたんで美味な料理を毎週お届けします。どうぞお楽しみに。
さて、この時期、残ってしまいがちなのが、切りもちです。食べ飽きた人も多いかもしれませんが、味に変化をつけて、まだまだ楽しんでみては。今回紹介する味は、みそバター。さけのちゃんちゃん焼きをはじめ、今やごはんが進むおかずの定番の味で、もちに合わないはずがありません。みそとバターのコクに加え、ほんのりと甘味も感じられます。
もちの厚みを半分にするのがポイント。食べやすいだけでなく、短時間で焼けます。かたくて切りづらければ、そのままでも。その場合、(2)(3)は、弱めの中火で表裏約1分ずつ長く焼いてください。
さめるとかたくなってしまいますので、できたてをぜひどうぞ。
・切りもち2個(100g)
・A[みそ小さじ2、みりん大さじ2]
・バター10g
・七味とうがらし少々
作り方(調理時間10分)
(1)もちはまな板の上に安定させて置き、包丁と反対の手でしっかり押さえて厚みを半分に切る。Aは合わせる。
(2)フライパンにバターを入れ、中火にかける。半分ほど溶けたらもちを並べ入れて約2分焼く。
(3)上下を返し、さらに約1分焼く。
(4)もちがやわらかくなったらAを加え、もちを返しながらからめる。
(5)器に盛り、フライパンに残ったたれをかける。好みで七味とうがらしをふる。
ひとくちメモ
安全においしく もちを食べるときは、のどに詰まらせないよう気をつけたいものです。お茶などで口の中を湿らせて水分をとりながら食べる、小さく切ってゆっくりとよくかんで食べるなど、工夫しましょう。高齢者には、だれかがそばで見守るなどの配慮を。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2021年1月9日付]
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