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壁紙貼って華やぐ部屋に 不器用でもできるDIYのコツ

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NIKKEI STYLE

コロナ禍で自宅にいることが多くなった。殺風景な部屋におしゃれな輸入壁紙を貼れば気分も一新するのでは? 不器用な記者でもDIY(日曜大工)でうまくできるのだろうか。

東京・恵比寿にある専門店WALPAを訪ねた。不安を漏らすと、「初心者でもできます」と店員の米沢加奈子さんが背中を押してくれた。

用意してくれたのは、白い花が咲く黄色地のドイツメーカーの壁紙。輸入モノは国産と違い、植物や動物などの大胆な絵柄をはじめ華やかさが魅力だ。見本台帳は美術カタログのよう。壁の一面に「アクセントクロス」として貼るだけでも雰囲気が華やぐ。

規格は幅53センチと日本製の半分程度で、1ロール10メートルのものが多い。6畳の部屋の広い面には3ロール、狭い面には2ロール程度必要だ。専用のりを使うとキレイにはがせるので賃貸の部屋にも貼れる。1ロールは6000~数万円。国産(6畳の部屋の広い一面で約1万円)より高い。

道具はのりを塗るローラー、壁紙をなでるはけ、へら類、カッターなど。WALPAは道具11点セットを粉末のりを溶くバケツ付きで4065円で用意する。

一通り説明を受け、白い壁に向き合う。のりを溶かした水にローラーを浸し壁に塗ろうとしたら、のりが落ちた。「余分なのりを落とし、壁にのせる感じで」と指摘が飛ぶ。ローラー4個分の幅が壁紙の幅に近く、壁の真ん中あたりにローラーを4回横にあて、下から上へ塗り広げる。のりは指でなぞり跡がつくくらいの厚みがいいらしい。

次は壁紙貼り。輸入壁紙は巻紙状になっているので、下にロールを置いて両手で上に引き出し、脚立に乗って天井まで持ち上げる。5センチ程度を上に余して壁の縦枠に合わせ、手で壁に貼り合わせる。下も5センチほど余し上下を切る。

大まかに壁紙を貼った後、真ん中部分に通称「なではけ」を当て、横に空気を流す。上下を優しくなでて空気を出す。ここまでは楽しく、思っていたより簡単にできた。

ところが壁枠に合わせて上下5センチの余分な壁紙をきれいに切るのが難しかった。カッターの切れ味が悪いとうまくできない。「刃は一度使ったら折り、新しいものに変えましょう」と米沢さん。

まず竹べらで壁の枠に沿って壁紙にあとをつけ、大きな刃のついた地べらで壁紙を枠にあてながら押さえつけてカッターで切る。最後にカッターが引っかかりギザギザになってしまった。

2枚目へ。輸入壁紙の多くは絵柄の繰り返しがある。2枚目をスライドさせながら絵を合わせるように貼る。小さめのジョイントローラーをつなぎ目の真ん中あたりから上下に転がし、はみ出たのりをこまめにふき取る。

仕上がると、遠目には1双の屏風のようだ。白い壁をアートのように変えた達成感はひとしお。在宅勤務を機に、DIYで自分好みの壁紙に貼り替える人が増えているというのもうなずける。リフォーム会社に頼むと、6畳の1面だけでも「3万8500円から」(専門業者)など料金がかかる。輸入壁紙を扱っていないところもある。

壁紙を選ぶ際の注意点は? インテリアコーディネーターの佐伯美知枝さんは「床、壁、天井全体のカラーバランスをとること」と指摘する。床や天井の色が濃い場合、壁紙も同様の色を選ぶと圧迫感などが生まれやすい。明るい色調なら軽快な印象になるそうだ。逆に床と天井が白、壁紙まで白だと「緊張感が生まれやすい」。

陽気な雰囲気にしたいときはビビッドカラー(純色)が入った壁紙がいい。もっとも多用すると「目が疲れやすくなる」(佐伯さん)。アクセントクロスとして「壁1枚程度、部屋全体の壁面積の2~3割に貼るといい」。

想像していたより楽しく簡単にできた。しばし見入ってしまうくらいの完成度には大満足だ。我が家の白い壁にも彩りがほしくなってきた。

◇  ◇  ◇

家具や収納に貼れば統一感

余った壁紙は椅子や棚などの家具、収納に貼って使うこともできる。額縁に入れて壁紙を貼らなかったシンプルな壁に飾ると「部屋全体に統一感が出て、さらにワンランク上のおしゃれを演出できる」(米沢さん)。シミや傷をさりげなくおしゃれに隠すこともできそうだ。無駄なく部屋のトータルコーディネートが楽しめるのもDIYの醍醐味(だいごみ)かもしれない。

より気軽にDIYを楽しみたい人には、のりを塗る作業が省ける壁紙シールに挑戦してみるのもいい。一人で簡単に貼れるうえ、きれいにはがせるので初心者にはおすすめだ。もちろん余った壁紙は雑貨などにも短時間で貼れる。

(高橋里奈)

[NIKKEIプラス1 2020年12月26日付]

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