秋の夜長に大人のドリンク ダルゴナコーヒーはいかが
ダルゴナコーヒーをご存じでしょうか? ふわふわに泡立てたコーヒーを、牛乳にのせた飲みものです。「ダルゴナ」とは、韓国の屋台で売られる、かるめ焼きのような砂糖菓子。味や見た目がそのダルゴナに似ていることから、この名がついたのだとか。ステイホームの風潮の中、自宅でゆったりとカフェ気分を味わう人が増え、ダルゴナコーヒーを作ってSNSに写真を投稿する人が増えたのが、日本にも広まったきっかけです。写真を撮りたくなるのも納得の、二層に分かれた見た目も魅力のひとつ。ぜひ透明のグラスでお楽しみください。
砂糖、コーヒー、湯は、すべて同量にするのが基本。季節柄、牛乳は温めてそそぎましたが、冷たいままでもOKです。好みの飲み方を見つけてくださいね。
ほろにがく、甘すぎない大人のデザートドリンク。秋の夜長、読書タイムのおともにどうぞ。
・砂糖大さじ2
・インスタントコーヒー大さじ2
・湯大さじ2
・牛乳400ml
・インスタントコーヒー(飾り用)少々
作り方(調理時間10分)
(1)ボウルに砂糖、インスタントコーヒー大さじ2、分量の湯を入れる。ハンドミキサー(または泡立て器)で、ツノが立つまで泡立てる。
(2)小鍋に牛乳を入れて火にかけ、温める。沸騰直前に火を止め、耐熱グラスにそそぐ。(1)をゆっくりと流し入れ、スプーンで泡の形をととのえる。飾り用のインスタントコーヒーをかける。
ひとくちメモ
牛乳を温める 牛乳を温めてできる膜は、たんぱく質や脂肪などがかたまったもの。口当たりがよくないので、できるだけ膜が張らないよう、混ぜながら温めます。レンジで温めても。
(ベターホームのお料理教室=写真 大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年11月21日付]
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