ポール・スチュアート旗艦店 バーやイベントで客誘う

日経MJ

オリジナルデザインのPコートなど、独自の商品にも力を入れる
オリジナルデザインのPコートなど、独自の商品にも力を入れる

三陽商会は主力ブランド「ポール・スチュアート」の旗艦店を移転開業した。ブランド戦略のテコ入れを進める中、都会の「オトナ」をターゲットに世界観を訴求するため、バーを併設するなど特色を打ち出す。旗艦店限定となる商品もそろえ、顧客の囲い込みを目指す。実店舗で新たな価値を提供できるかが成否を分けそうだ。




店内で商品を選びながらバーでカクテルも

7日に東京都港区の外苑前に「ポール・スチュアート青山本店」をオープンした。表参道で39年間営業してきた路面店を移転、7月に開業した複合商業施設の1階を新たな旗艦店の場所として選んだ。

シックな外観から一歩店内に入ると、まず目に入るのがゆったりとしたオープンスペースだ。開業前の内覧会ではジャズのミニコンサートを開いたが、来店客が楽しめる小規模なイベントなどを随時企画できるスペースとして活用する。物販を前面に出す一般的な店頭とは趣が異なる。

さらに特徴的なのが、その奥に展開する「ザ・コッパー・ルーム」と名付けられたバー。「ここだけのポール・スチュアート」をコンセプトに内装にはさび加工した銅板などを使い、落ち着いた空間を演出する。

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