鍋料理が恋しい季節に ごはんで作るきりたんぽ風鍋
鍋料理が恋しい季節になりました。ごはんで作るだんごを、秋田の郷土料理「きりたんぽ」に見立てた鍋のご紹介です。秋田では丸めたごはんを焼かずに入れる「だまこ鍋」もポピュラーな家庭料理。今回は、きりたんぽの香ばしさと、だまこの手軽さを"いいとこどり"しました。
シンプルなしょうゆベースの鍋つゆと、香りの高いゴボウやセリは、「きりたんぽ鍋にはこれ!」といった定番の顔ぶれです。
・温かいごはん150g
・鶏もも肉100g
・ゴボウ60g
・ネギ1/2本
・セリ50g
・マイタケ50g
・しらたき1/2袋(100g)
・A[水600ml、鶏がらスープのもと小さじ1]
・B[酒50ml、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、塩小さじ1/3]
作り方(調理時間35分)
(1)ごはんはすりこぎで米粒が少し残るくらいまでつぶす。6等分し、手に水をつけて丸める。グリルで約10分、焼き色がつくまで焼く。
(2)ゴボウは長さ5cm程度のささがきにする。水にさらして水気をきる。ネギは厚さ1cmの斜め切りにする。セリは長さ5~6cmに切る。マイタケは小房に分ける。
(3)しらたきはゆで、長さ5~6cmに切る。鶏肉は食べやすい大きさに切る。
(4)鍋にAとゴボウを入れ、やわらかくなるまで煮る。
(5)Bを加え、鶏肉、しらたき、ネギ、マイタケを入れて煮る。
(6)肉に火が通ったら、セリ、(1)を加えてひと煮立ちさせる。
ひとくちメモ
土鍋のあと片付け 土鍋は急な温度変化に弱いので、洗うのはさめてから。水気をふき、風通しのよい場所に1日以上おいて乾かしてから収納します。
(ベターホームのお料理教室=写真 大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年11月7日付]
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