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色鮮やかスムージー 米「ジャンバ」渋谷に日本初進出

日経MJ

ミヤシタパークにある店舗には10~30代の女性が多く訪れる
ミヤシタパークにある店舗には10~30代の女性が多く訪れる

ピンク、青、黄色、緑といったカラフルなスムージーを飲めるのが、「Jamba(ジャンバ)」だ。カジュアル衣料のアダストリアの子会社が運営する同店は、果物や野菜をそのまま食べているような感覚になるよう、合成着色料や人工甘味料を使わず素材にこだわっている。栄養を簡単にとれる点を訴求し、若い女性を取り込む。

青色など鮮やかな色合い

ジャンバは米カリフォルニアで生まれ、今では米国だけでなく韓国やタイなど世界で870店以上を展開している。8月開業の「ミヤシタパーク」(東京・渋谷)の店舗が日本1号店となる。9月中旬のある平日に訪れたところ、若い男女の行列ができていた。

看板商品は日本限定のブルーが特徴の「ソライロ・コージー」(スモールサイズで税別550円)だ。青色はスーパーフードの藻類「スピルリナ」由来の天然の着色料だ。パッションフルーツのジュースをベースにして、塩こうじを加えている。「すいかに塩をかけて食べる日本人の味覚に合わせた」とアダストリアイートクリエイションズの村田圭輔営業部長は話す。

米国でも人気の「マンゴー・ア・ゴーゴー」やプロテインを含んだ「ソイプロテイン・ベリーワークアウト」なども用意する。急速冷凍したフルーツと濃縮100%ジュース、シャーベットを組み合わせて作っている。

近年は健康や美容に対する意識が高まっている。トッピングにはソイプロテインやチアシードなどをそろえ、健康需要にも応える。「よりよい生活はシンプルであるべき」という理念に基づき、簡単に栄養を取れるようにしている。

店内はカラフルでポップなイメージにした。オレンジ、黄色、緑などを使った色鮮やかな壁画は全世界共通だ。お店にはこの壁をバックにドリンクの写真を撮っている若い女性もいた。

コロナの影響がありながらも、店の出足は好調だという。村田営業部長は「想定の2倍のお客様が来ている」と話す。すでに2号店を「南町田グランベリーパーク」(東京都町田市)に開業した。5年で30~50店出店する計画だ。今後はデリバリーへの対応や、材料を宅配し家でドリンクを作れるサービスなどを検討する。

レモネードやバナナジュースなど競合も多い。「日本でもドリンクの持ち歩き文化が根付いてきているので、チャンスがある」(村田営業部長)とみる。

アダストリアは「ローリーズファーム」などアパレルが主力だが、近年は衣食住といったライフスタイルの提案に力を入れている。2017年にアダストリアイートクリエイションズを設立し、飲食業の経験者を集めて事業を展開している。

(淡海美帆)

[日経MJ 2020年10月14日付]

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