SNSのアカウント乗っ取り 二段階認証で対策強化

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画像はイメージ=PIXTA
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SNS(交流サイト)のアカウント乗っ取りによる被害が多数発生している。いったん乗っ取られると、友人にも迷惑をかけてしまうおそれがある。そんな事態を防ぐためにセキュリティーを強化しておこう。

携子 フェイスブックでタイ子さんから変なメッセージが来たの。動画が送られてきて、「このビデオはいつでしたか」なんて書いてあって。

スマト 携子さんにも届きましたか。タイ子さん、アカウントを乗っ取られたんだと思います。その動画は触らないでくださいね。

携子 触らずにいてよかった! なんか変だと思ったから。触るとどうなるの?

スマト フェイスブックのログインページによく似たサイトに誘導されます。そこでIDとパスワードを入力してしまうと、携子さんのアカウントが乗っ取られます。それと同じメッセージが携子さんのお友だちに送信されてしまうんですよ。詐欺被害にあう可能性もあります。

携子 うわぁ、それは困る。

スマト だから、そのメッセージには触ってはいけないんです。タイ子さんにも「こんなメッセージが届いたよ」と教えてあげてください。

携子 タイ子さん、なぜ乗っ取られてしまったのかな。

スマト 友だちから届いたメッセージを開き、動画に触ってしまったんでしょうね。今回は動画でしたが、別の形のメッセージで乗っ取られることもあります。

携子 怖いわね。どうすれば防げるの?

スマト ひとつは、携子さんのように変、と感じたメッセージには触らないこと。もうひとつは、セキュリティーを強化しておくことです。

携子 どうすればセキュリティーを強化できるの?

スマト フェイスブックの二段階認証を設定しておきましょう。そうすれば、第三者に乗っ取られるリスクは小さくなります。

携子 二段階認証って?

スマト 通常、SNSを使うときはIDとパスワードを使ってログインしますよね。その場合、IDとパスワードが第三者に知られてしまったら、自由に携子さんのふりをしてログインできてしまいます。それを防ぐのに有効なのが、二段階認証です。

携子 IDとパスワードのほかに認証の手段があると安全ってことね。

スマト そうです。よくあるのは、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)に6桁の数字を送り、その番号を入力する方法との組み合わせです。この方法だと、たとえIDとパスワードがわかっていても、携子さんのスマホが手元になければログインできませんよね。

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