検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

おうち時間、照明で快適に 色・明るさの目的別選び方

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

外出自粛の影響で家で過ごす時間が長くなった。目的や体のリズムに合う照明にすれば、在宅勤務やくつろぎの時間がより快適になる。

自宅で仕事をするようになり、家の照明が暗いと気づいた人も多いだろう。オフィスの照度は500~750ルクスほどある。一方で住宅は200~300ルクス程度だ。明かりの色もオフィスでは白いのに対し、家ではくつろげるようオレンジ系が多い。

「目が疲れる」「頭が切り替わらない」といった声が増えている。原因のひとつは家の照明にあるかもしれない。「自宅はパソコン作業や資料を読むには暗すぎる。目が疲れるだけでなく、気持ちも引き締まらないのでは」。照明の相談も請け負うインテリアコーディネーター、中西八枝佳さんはこう話す。

在宅勤務こそ オンとオフを

中西さんも自宅で仕事をしており、食卓で作業することもある。ダイニングには天井からペンダントライトがつり下がっている。料理をきれいに見せるための照明なので、仕事向きではない。そこで、「紙が白く見えるよう発光ダイオード(LED)のデスクスタンドを追加し、手元の明るさを確保している」。

在宅勤務こそ、オンとオフの切り替えは大切だ。中西さんは複数の明かりの組み合わせで変化を出す。夕方になると、食卓のペンダントライトと壁に光を当てるスポットライトだけを点灯する。やわらかい光と間接照明の効果で、くつろげる空間になる。

夜はそのままリラックスした気分で眠りにつけるよう、寝室でも間接照明を活用する。天井取り付け型のシーリングライトもあるが、寝る前には点灯しない。さらに、廊下にはセンサー付きの足元ライトを付けている。トイレに起きたときに、廊下全体を照らす明かりで目がさえてしまうのを防ぐためだ。

中西さんの照明術は、光が人間の体内リズムに与える影響をベースにしている。人間の体には、朝日を浴びたら目覚め、暗くなったら眠るという体内リズムが備わっている。パナソニックのライティング商品担当の鈴木勝さんは、「強い光は脳を覚醒させる一方で、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制する。朝から晩まで強い光のもとで仕事をしていると、体内リズムが狂ってしまう」と話す。

照明の位置も重要だ。中西さんは「高い位置から強い光を浴び続けると、仕事と休息の切り替えがしにくくなる」と指摘する。

照明の色は大きく3種類ある。青みがかった白の昼光色と太陽光に近い白の昼白色、オレンジ系の電球色だ。「昼間は集中するために昼光色や昼白色を使い、夕方からは電球色に変えるのが望ましい」(鈴木さん)

調色機能活用 LED交換も

調色機能が付いたLEDの照明器具を取り付け、色を変える方法もある。LEDのシーリングライトなら、調色機能が付いているものが多い。「使わないのはもったいない。壁スイッチやリモコンで切り替わるので確認してほしい」と鈴木さん。ペンダントなどほかの照明も、LEDなら色を変えられる場合がある。

一方、蛍光灯や白熱球は基本的に色を変えることはできない。自宅の照明がそろそろ替えどきなら、LEDへの交換も手だ。消費電力の節約にもつなげられる。

LEDのシーリングライトは器具と電球が一体型となっており、器具ごと交換が必要だ。「交換の際には、今付いている器具を外したときにあらわれる配線器具を写真に撮り、店頭で相談を」と鈴木さん。白熱球をLED電球に交換する場合も、今付いている白熱球を持参すると安心だ。

LED電球の明るさについては、好みもあるが、1畳(約1.65平方メートル)あたり325~485ルーメンが適切といわれる。色の見え方を表す演色性も意識したい。LEDにはRaという値が記載されている。自然光で見る色味にどれほど近いかを示す指標であり、100に近いほど自然光で見える色に近くなる。「デスクライトにはRa80以上の商品がおすすめ」(中西さん)

最近は、スピーカー搭載のシーリングライトや卓上ランプも人気だ。カフェのような空間で仕事をしたい人や職場のざわめきが好きな人は、照明に音楽を加えて心地よい雰囲気を作るのもひとつのアイデアだ。

(ライター 奈良 貴子)

[NIKKEIプラス1 2020年9月12日付]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_