時短家電選びに迷ったら まずレンタルでお試し生活コラムニスト ももせいづみ

2020/7/21

時短家事には欠かせない、時短家電。最近では拭き掃除ロボット、高機能オーブンレンジや自動調理鍋なども話題だ。

ただ、時短家電は便利だけれど、困ったことに結構高いものが多い。ラクをする代償としてどれだけ払うのか。そもそも本当にわが家に必要なのだろうか、と決心がつかない人も結構多いのでは。

掃除ロボットが登場した初期の頃、私が導入を決められたのは、ありがたいことに仕事柄、メーカーから直接商品を借りて試せたから。ちまたでは床を片付けないと使えないという意見もあったが、運良く子犬のいたずら対策で、ものは少なかった。使ってみて、その便利さに即導入を決定!

でも同時期に試用した知人は、自宅でいろいろ使ってみた結果、「うちには必要ない」という結論を出した。

便利と言われるものでも、実際に購入して使ってみたら、自分のライフスタイルやこだわりに合わないケースもある。でも逆に、確信が持てずに導入を迷い続けることで、ラクになる機会を逃してしまうこともある。それはなんだかもったいない気もするのだ。

そこでオススメなのが「まずレンタルしてみる」という選択。実はここ数年で、家具などの生活用品や家電を2週間前後の期間から試用できるサービスが増えているのだ。

例えば私が結構長いこと購入を迷っている拭き掃除ロボット。試しに「Rentio(レンティオ)」という家電レンタルサイトで検索してみると、2週間で送料込み3000円程度でレンタルできることがわかった。検討している機種は通常7万円前後なので、この気軽さはうれしい。もし気に入れば、そのまま購入することも可能なのだそうだ。

機能のほか、サイズ感や実際に自宅に置いた風景も、使ってはじめてわかることが多いもの。迷ったらまず借りて使ってみるのは、賢い選択のように思う。気になっていた新しい家電を試してみるいいチャンスにもなりそう。

またダイソンでは掃除機やファンヒーターなどの商品を2~3年の契約期間で利用できる「サブスクリプションサービス」を始めている。買って長く使えば製品は徐々に消耗していくが、サブスクならメンテナンスも手厚く、契約更新時には新製品が届く。短期利用だけでなく、最新機種を使い続けたい人にも合理的かもしれない。

ライフスタイルの変化が激しい今の時代、こうした「所有せずに借りて使う」という選択肢は、これからさらに増えていきそうだ。ぜひ賢く利用していきたいもの。

こうしたサービスは日々更新されているので、価格や契約形態について興味がある人は「家電・レンタル」や「家電・サブスク」といったキーワードで最新情報をチェックしてみて。

ももせいづみ
東京都出身。暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。本コラムを含め、自著のイラストも自ら手がける。新刊に「お弁当にスープジャー」(辰巳出版)、「新版『願いごと手帖』のつくり方」(主婦の友社)など著書多数。

[日本経済新聞夕刊2020年7月21日付]

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