肌荒れ? いえ水虫かも 梅雨時は要注意、早めに受診

写真はイメージ=PIXTA
写真はイメージ=PIXTA

梅雨時はカビの仲間である真菌による感染症が増える時期でもある。真菌感染症の代表格は水虫で、日本人の5人に1人が悩まされている。適切に治療しないとなかなか治らず、爪にできる水虫のように慢性化することも多い。別の皮膚疾患と間違えることもある。水虫かなと思ったら軽く考えず、専門医に診てもらうのが望ましい。

水虫は真菌の一種である白癬(はくせん)菌が足などで繁殖して起きる病気だ。皮膚の一番外側には角質(ケラチン)と呼ばれる防護層がある。白癬菌は角質内に侵入してケラチンをエサにして増殖するようになる。

白癬菌の増殖がある程度進むと、菌が異物(抗原)と認識され真皮の細胞にその情報が伝わる。すると免疫関連の物質やたんぱく質分解酵素が分泌され、これが過剰に進むと炎症の原因になる。皮膚が赤く腫れたり、小さな水ぶくれができたり、かゆくなるといった水虫の症状が現れる。

ウェルエイジング 健康で豊かな人生のヒント
注目記事
次のページ
混同しやすい他の病気も
ウェルエイジング 健康で豊かな人生のヒント