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ビデオ会議でおじさん同窓会 操作に戸惑いも「便利」

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NIKKEI STYLE

パソコンなどを介し、リアルタイムの動画で行う「ビデオ会議」システムが、コロナ禍による在宅勤務の広がりで普及している。同窓会などプライベートでも使えないか、試してみた。

取材の仕事ではビデオ会議が当たり前になりつつある。企業の広報も担当者も記者も在宅。プレゼンツールを画面に映しながら担当者が概要を説明し、その後、質疑応答をする。「画面共有」の機能が便利で、パソコン、スマホで開いた文章やプレゼン画面などをそのまま参加者全員に見せることができる。ビデオ通話ではなく、「ビデオ会議」と銘打つのは画面共有機能によるところが大きい。

参加者の多さも特徴だ。Zoom(ズーム)の場合、無料版アプリでも100人が参加でき、25人の姿が同時に表示される。発言している人がズームアップされるので、会議の進行もスムーズだ。

「とても便利。一度やってみない?」。高校の同窓会メンバーに呼びかけて、4月半ばにZoomでビデオ会議を開いた。今年は母校の創立100周年。記念誌編集の打ち合わせに使ってみた。

どんな写真を載せるか候補を見せながら意見交換。「自分の家や姿が映るのは抵抗がある」という先輩の女性や、パソコンではうまくつながらなかったとスマホで参加する同期の女性などいろいろな参加形態となった。

最大の反省点は進行役を務める自身の操作の不慣れ。写真を見せるのにいろいろなフォルダから引き出したため、参加者を待たせてしまった。事前にプレゼンツールに写真を張り付けるなど準備しておけば、手際よく進んだはず。「改善すれば正式な同窓会の役員会もできる」と肯定的な評価が多かった。

一方、難しかったのは流行の「オンライン飲み会」。5月の連休中に大学の同期と集まる予定が中止になったので、Zoomを使ってやらないかと4人に声をかけた。

本番前に練習したものの、接続できなかったり、通信環境が原因なのか、画面の動きが悪く、声も途切れ途切れになったりする仲間もいた。社内の会議ならIT(情報技術)に詳しい同僚に聞けるし、通信環境も整っているが、家庭で助けなしに環境を整えるのはハードルが高い。

後半LINE(ライン)のビデオ会議に切り替え、つなげなかった1人は、スマートフォンで無事、参加できた。

私的な利用での課題は、どう解決すればいいか。道具ライターの納富廉邦氏は「ビデオ会議システムの参加しやすさの工夫が逆にわかりにくくしている」と指摘する。

利用したZoomやCisco Webex(ウェベックス)では主催と参加でアクセスの方法を分けている。主催にはアカウントの取得と専用サイトへのログインが求められるが、参加だけなら専用ソフトをインストールして主催者から届く招待メールに張り付けられたURLをクリックすればよい。だが、参加者が先に間違えてログインするとかえって操作が複雑になり、わからなくなるという。

この点、LINEはアカウントを所持し、ログインしたユーザーのみが利用できる仕組み。誰もが加われるわけではないが、ユーザーであれば参加は簡単だった。

ITライターの戸津弘貴氏は「スマホをウェブカメラとして使える専用アプリもある。室内の様子が映るのを避けたいなら好きな背景も選べる。初心者が戸惑うのは仕方ないが、ビデオ会議を開く環境は整いつつある」と話す。

ただ、オンラインだと画面に集中するあまり、飲食物に注意が届かず気付いたら飲み過ぎていた。リアル飲み会なら途中から近くの参加者だけで話すことが多いが、オンラインでは全員に発言機会を与える気配りも必要と感じた。

会議開催で気をつけなければならないのは「招待のURLは他人にわからないように伝え、できればパスワードもつけること」(Zoomの販売代理店、日商エレクトロニクス)。URLをSNS(交流サイト)の誰もが見られる場所で告知したため、見ず知らずの人が会議に乱入する事例も発生している。

あとは慣れ。私的な利用法も今後、広がっていきそうだ。

◇  ◇  ◇

利用者急増、広がる用途

新型コロナウイルスの感染拡大対策でビデオ会議の利用は世界的に急拡大している。Cisco Webex(ウェベックス)を使って4月には世界で2500万の会議が開催され、会議参加者数は5億人を超えた。「Zoom(ズーム)」も昨年12月時点で1000万人だった参加者数が4月には3億人に増えた。

Cisco Webexのユーザーの9割は企業だが無料サービスなどの開始で一般ユーザーも増えており、用途も広がっている。

LINEリサーチが4月に行ったユーザー調査(20~59歳までの男女5222人が対象)によると、このゴールデンウイークに「実家とビデオ通話をする予定」の人は14%いた。

(相川浩之)

[NIKKEIプラス1 2020年5月30日付]

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