「在宅疲れ」を解消 座ってほぐすストレッチで整える

NIKKEIプラス1

モデルは桜美林大学芸術文化群講師・渡辺久美
モデルは桜美林大学芸術文化群講師・渡辺久美

新型コロナウイルス対策に伴う自粛生活は、知らず知らず心と身体に負担をかけているかもしれない。仕事とプライベートの境目が曖昧なことによる疲れやストレスを、心身のバランスをとる運動でやわらげよう。

緊急事態宣言で広く浸透した在宅勤務。解除された後も第2波の拡大防止だけでなく、新たな働き方としても捉えられて採用する動きが続きそうだ。

とはいえ在宅勤務には、今なお戸惑う人は多いのではないか。ストレスを過剰に感じると、脳内で感情調整に関わるセロトニンやノルアドレナリンという神経伝達物質が働きにくくなる。その結果、自律神経のバランスが乱れて不眠や食欲不振(または過多)になったり、気分が落ち込みやすくなったりする。そこで、自宅で簡単にできる運動でしっかり予防したい。

まずは、自律神経を整えるため床に座ってできるストレッチを試そう。最初は(1)あぐらで深呼吸する。足を組んで背筋を伸ばし、両手を膝付近に置いて肩の力を抜くのがポイント。クッションや六つ折り程度に丸めたバスタオルをお尻の下に入れて高くすると骨盤が安定し背筋を伸ばしやすくなる。この状態で大きく深呼吸を繰り返すことで自律神経のバランスがとれる。


続いて(2)前屈。痛みや苦しさを感じるほど前傾しないよう注意し深呼吸を繰り返す。ゆっくりと身体を起こしたら、次は体の側面をほぐす(3)体側(たいそく)伸ばし。片手を身体の横に置き、もう一方の手を耳に添えるようにして息をはきながらゆっくり上体を倒して体側を伸ばす。脊柱のゆがみや脇腹が解放されていくのを感じよう。

余裕があれば(4)起き上がりこぼしにも挑戦。両膝を曲げて膝裏に手を添えて前後にゴロンゴロンと動く。脊柱が刺激されることでリラックス効果が高まる。

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