新ゴボウのコールスロー 旬の香りと辛味が隠し味
初夏に出回る新ゴボウは、香りがよくやわらかいのが特長。そのおいしさを存分に味わうには、さっとゆでてサラダにするのがいちばんです。今回はせん切りのキャベツと合わせて、ゆずこしょうの辛味がピリッときいた、大人向けのコールスローにしました。新ゴボウの香りを楽しめるよう、味つけはうすめに仕上げています。新ゴボウとキャベツのシャキシャキ食感で、ついつい箸が進み、ぺろりと食べてしまいます。
皮は薄くやわらかいので、こそげずにたわしで洗う程度で十分。アクは少ないので、切ったら水にさっとさらすだけ。長く水にさらすとせっかくの香りが抜けてしまうので、注意してくださいね。
食物繊維と、抗酸化作用のあるポリフェノールがしっかりとれるのも魅力。スプラウトは好みのものでかまいませんが、写真はレッドキャベツスプラウトを使っています。鮮やかな赤紫が料理に彩りを添えます。
・新ゴボウ100g
・キャベツ80g
・スプラウト1パック(約50g)
・A[塩小さじ1/8、砂糖・ゆずこしょう各小さじ1/2、マヨネーズ大さじ1 1/2、酢・オリーブ油各大さじ1]
作り方(調理時間20分)
(1)新ゴボウはたわしでよく洗い、長さ4cmのせん切りにして、水にさっとさらす。熱湯で約1分ゆでて、水気をきる。
(2)キャベツは長さ4~5cmのせん切りにし、スプラウトは根元を落とす。一緒に水にさらして水気をしっかりきる。
(3)ボウルにAを合わせ、(1)と(2)をあえる。
ひとくちメモ
新ゴボウの選び方 太さが均一でひげ根が少なく、弾力があってひび割れていないものを。泥つきのほうが鮮度を保てます。ポリ袋に入れて野菜室で保存します。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年5月23日付]
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