カツオの韓国風あえもの ピリ辛であっさり香ばしく
カツオの旬は年2回あることを知っていますか? 1度目がまさに今。エサを求め、黒潮にのって北上するカツオは「初ガツオ」と呼ばれ、もうひとつの旬、秋に産卵のため南下する「戻りカツオ」に比べ、脂身が少なく、あっさりとした味わいが魅力です。
カツオといえば、刺し身やたたきがおなじみですが、今回はひと味違う韓国風のピリ辛だれで。カツオは表面を軽くあぶることで香ばしくなります。特有のにおいは、ニンニクやごま油でマスキング。糸トウガラシは辛味が少ないので子どもにも安心。料理の見た目も引き立ちます。
・カツオ(刺し身用)150g
・塩小さじ1/2
・サラダ油少々
・新タマネギ1/4個(50g)
・ミツバ20g
・A[コチュジャン大さじ1、酢大さじ1 1/2、すりごま(白)小さじ2、ニンニク(すりおろす)小さじ1/2、ごま油小さじ1/2]
・糸トウガラシ少々
作り方(調理時間15分)
(1)カツオは全体に塩をふり、5分おく。ペーパータオルで水気をふく。
(2)新タマネギは薄切りにする。ミツバは長さ3cmに切る。
(3)氷水とペーパータオルを用意する。フライパンに油を温め、カツオの表面を強めの中火で約10秒ずつさっと焼く。全面に焼き色がついたら、氷水にとり、ペーパータオルで水気をふく。厚さ1cmに切る。
(4)ボウルにAを合わせる。(2)と(3)を加えてあえ、器に盛る。糸トウガラシを飾る。
ひとくちメモ
コチュジャン ビビンバやチゲなどに使われる韓国の甘からみそ。辛さの中にも甘味とコクがあり、野菜につけて食べるなど、幅広く使えます。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2020年5月2日付]
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