ヒップをストレスフリーに グンゼ「BODY WILD」

日経MJ

エアーズのラインアップを強化

ただ爆発的なヒット商品がでない不遇の時代もあった。リーマン・ショック後は消費者の節約志向が強まり、他社の低価格PB商品も増えた。商品の特徴を売り出せないと売れない。

試行錯誤の結果生まれたのが18年発売のエアーズだ。腰ゴムを使わず裾をカットオフとした。女性下着で人気になっていたストレスフリーを男性下着にも取り入れ、1枚1500円(税抜き)と比較的高額ながら、発売から1年半程で130万枚を超える近年まれにみるヒットだ。

グンゼが培ってきたカットオフ技術に加え、素材やパターンに工夫を凝らし「50枚以上の試作を経て完成したパンツ」(武安さん)だ。ブリーフ、トランクス、ボクサーに次ぐ第4世代のパンツとして定着を目指す。ファッション性と快適性というブランドDNAを引き継ぎ、19年には完全無縫製の「エアーズシームオフ」、20年には見えても恥ずかしくない機能性肌着「エアーズトップス」を発売。今後は好調のエアーズのラインで「パンツに限らず商品の幅を広げる」(武安さん)考えだ。

▼BODY WILD(ボディワイルド) 「かっこよくて気持ちいい」がコンセプトで20代男性をターゲットに98年に立ち上げた。全国の量販店や直営店で展開しており、18年発売の腰ゴムのないカットオフパンツ「エアーズ」のシリーズが業績をけん引する。男性下着でのストレスフリーの潜在ニーズをくみ取り商品の幅を広げ成長している。

[日経MJ 2020年4月24日付]


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